
アバーグはPGAツアー2勝、DPワールドツアー1勝の26歳
スウェーデン南部にある人口2万人の町、エスロヴで生まれ育ったアバーグは、13歳でサッカーからゴルフに転身。ジュニア時代から頭角を現しスウェーデンナショナルチームの主要メンバーとして活躍。テキサス工科大学時代には「ベン・ホーガン賞」「ジャック・ニクラス賞」「フレッド・ハスキンズ賞」を総なめにし、23年PGAツアーユニバーシティランキングで1位となり、PGAツアーへの切符を獲得した初の選手となった。
そんな輝かしい経歴を持つエリートゴルファーにもジュニア時代にこうすればよかった、といった反省点はあるのだろうか? 我々が抱く素朴な疑問を米ゴルフダイジェスト誌のルーク・カーディニーン記者が本人にぶつけてくれた。
「過去に戻ってジュニア時代の自分にアドバイスするとしたらどんなことを伝えますか?」
すると彼は「実は大きなポイントが2つあるんです」と即答したという。興味深い1つ目のポイントは「練習場に逃げ込まないこと」。
「僕も昔は練習場で時間を使い過ぎる傾向がありました。調子が悪いと練習場に直行して修正しようとしていたのです。でも今なら自分にこう言いますね。『プレーをし続けろ』って。コースでプレーを続けると、そこで解決策を見つけ、悪いなりにどうプレーすべきかを学べるからです」
2つ目は「自分よりうまい選手たちに囲まれて自分を磨け」。スウェーデンのジュニアアカデミー育ちの彼は「他のジュニアから学ぶプロセスが自らのプレーを大きく向上させた」と言う。
「レベルが上の選手たちとちょっとした勝負をする。彼らから学ぶことが自分をより良い選手に成長させてくれるのです。それは僕もやってきたことですが、今思えばもっとやっておくべきだったと思っています」
アバーグの金言、ジュニアゴルファーは必聴かもしれない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月15日号「バック9」より
