タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、スコッティキャメロンの名器「デルマー3.5」のツアーモデル(ブラックパール仕上げ)の魅力と、超マニアックなディテールに価値を見出すコレクターの溢れるパター愛について。

90年代ツアーの趣を伝えるL字マレット「デルマー3.5」

画像: デルマー3.5 ツアープロトタイプ:ツアーブラック仕上げが施されたSSS(スタジオステンレススチール)のデルマー3.5。黒いヘッドに赤と黄のカラーコーディネイトは、2002年に発売されたスタジオデザインシリーズにも採用されているもので、渋くなりがちな黒いヘッドに、ちょうどいい加減で彩りを添えている

デルマー3.5 ツアープロトタイプ:ツアーブラック仕上げが施されたSSS(スタジオステンレススチール)のデルマー3.5。黒いヘッドに赤と黄のカラーコーディネイトは、2002年に発売されたスタジオデザインシリーズにも採用されているもので、渋くなりがちな黒いヘッドに、ちょうどいい加減で彩りを添えている

真珠色の光沢が浮かび上がる、ブラックパール仕上げが印象的なデルマー3.5である。

デルマー3.5は、スコッティキャメロンを代表するL字マレットで、フローネックとTサイトライン(トップライン後部とフランジに入れられたT字のサイトライン)が、その特徴と言える。

さて、写真のパターだが、90年代のツアーモデルを強く感じさせる一本である。バックフェースとトウに刻まれた初期のサークルTスタンプや、黒いボディに赤と黄のカラーコーディネイトなどは、デルマー好きなオールドファンにはたまらないコスメではないだろうか。

画像: 写真左:赤くペイントされた初期のサークルTスタンプがクール/写真右:7ポイントクラウンの、右端のポイントだけが黄色でペイントされている

写真左:赤くペイントされた初期のサークルTスタンプがクール/写真右:7ポイントクラウンの、右端のポイントだけが黄色でペイントされている

ただ、オーナーに話を聞くと、「仕上げもカラーリングも気に入っているのですが、7ポイントクラウンの右端のポイントだけ色が違うところが(他に同じものがなくて)いいんです」と、なかなかマニアック。

ここまで来ると、ついていけないファンもいるかもしれない。しかし、とかくコレクターは細部にこだわるもの。キャメロンの沼にハマったオーナーの深い愛を感じる。そんなパターであった。

週刊ゴルフダイジェスト9月1日号「キャメロンマニア宣言」より

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

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