
オーガスタナショナルGCは同プログラムに3年間で150万ドルを拠出すると発表した
アマチュアからプロに転身してすぐに結果を出す若手が増えるなか、各州のトップジュニアゴルファーを選別し、独創的なトレーニング手法を体験させ、将来にわたる友情を育む場も提供しようと24年1月に発足したのが同プログラムだ。
全米ゴルフ協会(USGA)と提携ゴルフ団体が立ち上げて、すでに16チーム(州)が活動を開始。27年の初めには14チームが加わる予定で33年までに全50州に広がる予想。「チームペンシルベニア」のキャプテン、スコット・ナイ氏は急速な展開について「成功しないはずがない理に適ったプログラム」と説明。
「単にスウィングを教えるのではなく、既存の選手育成の不足部分を補うのが特徴です」
具体的にはコース戦略、データの記録および分析、栄養管理、フィットネス、タイムマネジメントなどを指導。チーム規模は州によって異なり、最小で4名、最大で40名。特筆すべきは男女同数が選抜されることだ。
また、USGAはコーチを対象とした教育セッションを実施し選手育成の理念を徹底させる。トレーニング、健康、人間関係、個人成長、価値観、用具といった6つの要素の頭文字を取り「THRIVE」と呼ばれるセッションだ。
先頃2日間のキャンプを実施したペンシルベニアチームのメンバーは「最高に楽しかった」と声を揃え「自宅に戻ってから練習に生かせることを学んだ」「ストローク・ゲインドの考え方を取り入れたパッティングのドリルがためになった」「エネルギーレベルを維持するため3〜4ホールごとに少しずつ何かを食べるのがいいと聞けたのは有意義だった」と口々に語った。
将来的には州対抗の地域選手権を開催。この取り組みから将来スコッティ・シェフラーやネリー・コルダのような選手が誕生するかもしれない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月29日号「バック9」より
