タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、メジャー通算6勝の名手ニック・ファルドのためにスコッティ・キャメロン氏が手掛けた、極めて珍しい特別仕様パター「ソノマ」の魅力と入手秘話について。
名手ファルドのために作られた特別仕様
青みがかったブラックオキサイト仕上げの「ソノマ」

ソノマ TOUR for Nick Faldo:メジャー6勝を誇るレジェンド、ニック・ファルドのために作られた、クラシックシリーズのソノマ。クラシックシリーズは、近年のモデルに比べると、打感は硬めで、打音も高かった。バックフェースの樹脂は、それをソフトに調整したものと考えられる
ニック・ファルドのために作られた、ブラックオキサイト仕上げのソノマである。
ソノマは、ニューポートタイプのヘッドに、ベンドシャフトを装着したモデルで、96年(日本国内は97年)に発売されたクラシックシリーズなどにラインナップされたパターである。
写真のパターは、そのクラシックシリーズのソノマをベースにしており、スタンダードなブラックオキサイトに比べると、やや青みがかった仕上がりが特徴の一本である。

バックフェースは樹脂で埋められ、フェースにはニック・ファルドのイニシャルが入っている
ユニークなのは、バックフェースのキャビティ部分が樹脂で埋められているところであろう。これは、ファルドのフィーリングに合わせて打感、打音をソフトに調整したものと考えられるが、他のパターには見られないアレンジである。
聞けば、オーナーは、このパターをたった2万9800円で手に入れたのだとか。それは、20年ほど前のオークションだったそうだが、前オーナーも他の入札者も、その価値に気付かなかったのであろう。今では考えられない、なんともお買い得なパーソナルモデルであった。
週刊ゴルフダイジェスト9月22日号「キャメロンマニア宣言」より
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン





