
今シーズンの平均飛距離が330ヤードを超えたローリー・マキロイ。多くの選手が飛距離を伸ばし、飛距離制限についてさまざまな議論が繰り広げられている
ローリー・マキロイとアルドリック・ポトギーターの今シーズンの平均飛距離が330ヤードを超えた。ツアー全体でも昨年より3ヤード伸びて306ヤード超となった。
年々選手の飛距離が伸びている状況で、R&AとUSGAは今年の6月にボールの飛距離制限についてプロの施行開始時期を延期し、プロ、アマ問わず2030年から新たな制限が加わることを発表した。しかし今回、USGAとR&Aが各ツアーで選択的に採用できる新たな飛距離制限のローカルルールの設定を計画していることが明らかになった。
先ごろゴルフ用品メーカーに送られたアンケート文書によれば、2ツアーにおけるローカルルール案として
(1)USGA/R&Aの基準に基づき、ツアーで使用するボールの総合飛距離規格(ODS)の試験上限317ヤードに、現在ある3ヤードの許容誤差を設けないこととする
(2)ドライバーの反発におけるCT値の上限を239マイクロ秒とし、許容範囲を一切設けない(これまでは258マイクロ秒までは許容されていた)
(3)パター以外のクラブの最大許容長さを46インチより短くする
という3つが提案された。10月21日まで質問や意見を受け入れるということだが、これであればメーカー側も受け入れやすいものとみられ、早ければ2028年1月からプロの試合で施行される可能性があると米メディアが伝えている。
ロングヒッターたちにとって、これら3つのローカルルールがどれほど影響を及ぼすのかは定かではないが、『米ゴルフダイジェスト』誌では、なかでもクラブの長さに関しては多くの選手が現在44.5~44.75インチを使用し、46インチの使用者はごく少数しかいないので影響は限定的、と報じている。ツアー側としては2030年までになんらかの処置を施しておきたいということなのだろう。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月20日号「バック9」より
