サラリーマンを卒業し、車中泊で全国のゴルフ場制覇を目指す“ゴルフばか”こと木村公一さんの「ゴルフばか日誌」第140話。前回は、福島県玉川村にある道の駅「たまかわ」で車中泊して終わっています。今回は福島県のボナリ高原ゴルフクラブと大玉カントリークラブ、宮城県の表蔵王国際ゴルフクラブの3コースを攻略したお話です。

【ボナリ高原GC】絶景の「日本一のパー5」に惨敗! 同伴者は最長399ヤードを飛ばすドラコンプロ

8月24日(月)、5時に起きて、5時40分出発。

6時半、郡山市内のセブン-イレブンで大盛きつねうどん、チーズバーガー、缶コーヒーで朝食。食べ終わって7時に出発。

7時45分、ボナリ高原GCに到着。秋はボナリ高原GCのハイシーズンで、7人のポーターが迎えてくれた。

スタートはインの9時25分。「秘伝、坂田信弘の72打」のDVDは目に穴の開くほど見たが、坂田プロはここを日本一の高原ゴルフコースと称している。

とくに、あらゆるゴルフメディアが「日本一のパー5」と絶賛するボナリ高原GCの3番ホールは、なだらかな打ち下ろしで、ティーイングエリアからグリーンまで全景が眺望でき、ゆるやかなS字カーブを描いている。

その3番ホール、1打目で崖越えを狙うならキャリーで270ヤードの飛距離が必要で、私は当然ながら左へ逃げた。ただし、逃げすぎて隣のホールへ。2打目はフェアウェイに出すだけ。3打目は右崖を避けないといけない思いが強すぎて右にOB、次もまたOBで8オン2パットの10。日本一のパー5に惨敗。

代わりにもう1つの名物ホール、15番パー3は、棚田のような階段状の池の先に高い石積みの砦みたいなグリーンが待ち受けているが、私だけ寄せワンのパー。

紅葉の季節にはカエデとカラマツが全山を赤や黄色の見事なグラデーションに染め上げ、息をのむほどの美しさだとか。ただ、本日はそんな素晴らしい紅葉にはちょっと早く、といってもゆっくり景色を眺める余裕もないまま、3番の10が尾を引いて、48・49の97。

同伴の右田さんはドライバーの達人。超マン振りで、当たると350ヤード、芯を食わなくても300ヤード飛ばし、当然3番は軽々崖越え。あまりにも気持ちよく飛ばすので、終わってから右田秀行の名前を検索したら、日本ドラコン協会所属のプロでした。最長記録399ヤード。凄まじいはずだがや。

画像: ボナリ高原ゴルフクラブの同伴者のみなさんと。右からドラコンの右田秀行プロ、はむいち、八幡さん、村松さん

ボナリ高原ゴルフクラブの同伴者のみなさんと。右からドラコンの右田秀行プロ、はむいち、八幡さん、村松さん

飛ばすコツを聞いたら「バックスウィングを速く引き上げる。ゆっくり上げていたら飛びませんよ」と。ただし、スコアはあまり気にしないタイプのようで46・47の93。八幡さんは、わざわざ新潟から2時間かけてはむいちの激励に。去年、7月に胎内高原GCでご一緒して以来の再会。お土産ありがとうございました。で、45・42の87。静岡からの村松さんは44・41の85。

15時半に終わり、水の冷たさも日本一のシャワーを浴びて16時半に出発。

17時10分、ローソン福島吉倉店でチキンカツ弁当、納豆、サワーなどの食材を買い、17時半、福島市にある道の駅「つちゆ」に着いて夕食を食べ、飲んで、どこか見覚えのある道の駅だなと記憶の糸をたどったら、昨年5月11日に財布の入ったセカンドバッグをなくし、その後の日程を全部キャンセルして帰宅、家族にひどく叱られた道の駅でした。20時就寝。

【大玉CC】トラウマの道の駅で車中泊後。後半大崩れの「100」

8月25日(火)、5時に起きて、食パンなどで朝食を摂り、6時に出発。気温20度、涼しい。

6時半、大玉CCに到着。

スタートは8時で中→西コース。ほかに東コースがあり、安達太良山の自然に包まれた27ホール。

1番パー5、3番パー4、5番パー4の3ホールでパーを獲り、前半は44。

後半は90切りを目指してプレーするが、3番パー4でOBを叩くなどして、6番までに9オーバー。90切りは無理かなと思ったら、7番パー4で右ラフ→チョロ→OBでダブルパー、8番パー3でもOBとシャンクで8を叩いて、100切りも危うい状況に。で、結局、後半56でトータル100。

画像: 大玉カントリークラブ No.3(361Y・P4)

大玉カントリークラブ No.3(361Y・P4)

同伴の山崎さん42・46の88。「後半のOBとシャンクは下半身の疲れでしょう」と慰めていただきました。若くて飛ばす地元の久納さんは51・47の98。地元の萩原さん42・41の83。

15時20分に終わり、お風呂に入り、精算時に挨拶に出て来たゴルフ場統括部長の根本さんと談笑。受付のスタッフも入れて一緒に記念撮影し、16時20分に出発。

16時40分、福島市内のファミリーマートで夕食の食材を買い、17時10分、伊達郡国見町にある道の駅「国見 あつかしの郷」に着き、飲み、食べして、21時半就寝。

【表蔵王国際GC】東北ゴルフ界の雄! ちょっぴり気位高き名門の“西2周”で「81」のベストプレー

8月26日(水)、4時半に起き、5時出発。

5時45分、ローソン柴田西船迫店で白がゆ、味噌ラーメン、キャベツを買い、朝食。

6時40分、表蔵王国際GC到着。

7時まで待って受付。ポーターさんも受付のスタッフも、ちょっぴり気位が高そう。なんでかなと「美しい日本のゴルフコース」522ページを見たら、次のような記述が。

・東北ゴルフ界の雄。
・地元青年財界人の情熱で開場した27ホール。
・昭和49年に日本プロ誘致は東北初で、尾崎将司優勝⋯⋯等々。

スタッフが口を一文字に閉じ、鋭い目つきで対応していた理由の一端はコレなのか?

1人予約の時には気にしなかったが、西コースを2周するラウンド。通常のアウト→インは「平日の1人予約は出していない」と、厳しい口調で説明を受けたがや(笑)。

同伴の加藤さんが「西2周のほうが面白いよ」と笑ってアドバイス。

画像: 表蔵王国際ゴルフクラブのランチ。ホルモンもやし定食、1730円

表蔵王国際ゴルフクラブのランチ。ホルモンもやし定食、1730円

アウト→インが、ともに3400ヤード前後のチャンピオンコースなのに対し、西コースは2800ヤードちょいで、やや短め。でも6番210ヤードのパー4は、1オンさせじと180ヤード付近にクリークを置くなどして、加藤さんの言葉通り、なかなか面白いレイアウトで41・40の81。

ゴルフ大好きの加藤さんは42・45の87。格闘家兼設計士の丸野さんは後半、本気を出して大波賞の58・38でトータル96。

ハーフで1リットルの水を飲むほど蒸し暑く、シャツとズボンは汗でびっしょり。13時40分に終わり、風呂に入って14時40分に出発。

15時、イオンモール名取に到着。フードコートで原稿を書き、81の好スコアを1人祝いして牛角でスンドゥブ定食のご飯大盛を頂く。

20時半にイオンモールを出発、21時40分、宮城県大郷町にある道の駅「おおさと」に着き、22時半就寝。以下次号。

●日本のゴルフ場:1440カ所
●今回の総走行距離:282キロ
●今回の必要経費:ボナリ高原GC1万4199円、大玉CC7738円、表蔵王国際GC8035円、ガソリン代4752円、飲食費5164円、計3万9888。

次回は仙塩ゴルフ倶楽部浦霞コース、星野リゾートメローウッドゴルフクラブ、パーシモンカントリークラブの3コースを攻略する予定です。

著者プロフィール/木村公一
2024年6月末でサラリーマン生活を卒業。在勤時代から"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中。「はむいち」と自己紹介する自身の愛称は、漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんにちなんで「ゴルフばか」

編集/高橋健二

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