全国から問い合わせが殺到する人気ショップ「ゴルフステージ成城」のクラブナビゲーター・吉田朋広氏が、注目ギアを徹底解説する。今回はブリヂストン「B-Limited BX TOUR MAX ドライバー」と相性のいいおすすめシャフトを4つ紹介!

2026年9月にカスタム専用モデルとして追加された「B-Limited BX TOUR MAX」

「B-Limited BX TOUR MAX」は、2026年9月18日に発売されたBRIDGESTONE「BX」シリーズのカスタム専用モデルです。全国の練習場や販売店で開催される「ゴルファーズドック」などの試打会や、直営店限定でオーダー可能な特別モデルとなっています。

画像: B-Limited BX TOUR MAX

B-Limited BX TOUR MAX

現在販売中の「BX」シリーズに追加される形で登場し、ツアープロからの大慣性モーメントヘッドへのニーズに応えるべく、高い許容性を追求して特別設計されました。2026年10月現在、ブリヂストン契約の古江彩佳プロ、桑木志帆プロ、馬場咲希プロが使用していることでも注目を集めています。

今回は「B-Limited BX TOUR MAX」のヘッドコンセプトに合わせ、メーカーカスタムオーダーが可能なラインナップの中から相性抜群のおすすめシャフトを厳選しました。

まずは最適な1本を選ぶために、ヘッドスペックを確認しておきましょう。

★ヘッドスペック
B-Limited BX TOUR MAX
ロフト角度:9.5度、10.5度
ライ角度:59度
ヘッド体積:460cc
ボディ:Ti811チタン合金ロストワックス精密鋳造
フェース:HSチタンプレス加工、CNCミーリング、レーザー加工
ソール・クラウン:CFRP(Carbon fiber Reinforced Plastics)熱圧成形
重心距離:約43.0ミリ
重心深度:約40ミリ
重心角:約30度
※ヘッド:9.5度。重心距離・重心深度・重心角は参考値
ソール後方ウェイト:9.5度/34グラム・10.5度/38グラム

ボディサイズは「MAX」の名の通り460ccの大慣性モーメントを誇り、カーボンセミモノコック構造を採用しています。ヘッド形状は「B3 MAX」をベースにした投影面積の大きい丸型で、安心感のあるヘッドシェイプ。ややシャローフェース&シャローバックの低重心設計です。ライ角はBXシリーズの「BX2HT」と同様の59度に設定。フェースアングルはストレートで、ターゲット方向へスクエアに構えやすくなっています。

おすすめシャフト1:VENTUS BS 6Ⅱ

シャフト振動数:251CPM
シャフト重量:58グラム
トルク:4.8
調子:中調子

ブリヂストンの純正シャフトラインアップである「VENTUS BS 6Ⅱ」。

画像: VENTUS BS 6Ⅱ

VENTUS BS 6Ⅱ

アスリートゴルファーに対応するために設計された中調子シャフトで、全体のハリ感を適度に抑えたクセのない挙動が特長です。

先端剛性も適度に高く設計されており、「BX TOUR MAX」のヘッドとのマッチングは非常に良好。ボールのつかまり感とコントロール性能の高さをしっかり実感できます。

弾道は高めで、つかまりの良い軽めのドローボール。バックスピン量も多すぎず、左右のブレが少ない安定した弾道を描けます。純正らしく対応ヘッドスピードの守備範囲が広いため、多くの方がヘッドのパフォーマンスを十分に体感できるはずです。アップチャージなしの選択肢として、まず最初に試していただきたいシャフトです。

おすすめシャフト2:グラファイトデザインEK 5S

シャフト振動数:254CPM
シャフト重量:56グラム
トルク:4.4
調子:中調子

2026年9月に登場したグラファイトデザイン社の最新モデル「TOUR AD EK 5S」。

画像: グラファイトデザインEK 5S

グラファイトデザインEK 5S

適度にしなりを感じられる手元剛性は、「TOUR AD」ブランドの中でも切り返しのタイミングが取りやすいのが特長です。

全体的にハードな硬さがなく、中調子でありながらキックポイントを中間よりやや先端寄りに設定し、先端に動きを持たせた設計になっています。この先端のしなり戻りにより、長めの重心距離と大きな慣性モーメントを持つ「BX TOUR MAX」でも先重感を覚えることなく、スムーズにインパクトへ導いてくれます。インパクトエリアでヘッド後方が落ちず、フェースが上を向かずにしっかりと飛球線方向へ押し込めるのが強みです。

「BX TOUR MAX × TOUR AD EK 5S」は、スウィング中にシャフトの潰れを感じさせないしっかりとした手応えがありながら、つかまりと直進性を高次元で両立。ツアープロが求めるMAXモデルの真価を体感できるマッチングとして、ぜひ一度お試しください。

おすすめシャフト3:三菱ケミカル ディアマナBB 53S

シャフト振動数:256CPM
シャフト重量:53.5グラム
調子:中元調子
トルク:4.9

「BX TOUR MAX」と「ディアマナ BB 53S」の組み合わせは、2026年10月現在、桑木志帆プロも実戦投入しているセッティングです。通称「青マナ」の流れを汲む第6世代の「ディアマナ BB」は中元調子のシャフトです。

画像: 三菱ケミカル ディアマナBB 53S

三菱ケミカル ディアマナBB 53S

53Sは53.5gと、アスリート向け50g台としてはやや軽量。手元から中間部にかけて剛性をしっかりと高めているため、手元が粘りすぎず、切り返しでのレスポンスに優れています。シャフト全体の適度なハリ感と心地よい振り心地が特長で、大型ヘッドを軽快にインパクトエリアへと運んでくれます。

先端剛性も高いため、スウィングエネルギーを余すことなくボールへ伝え、当たり負けする感覚が一切ありません。ヘッドが持つ適度なつかまりを活かしつつ、バックスピン量を抑えられます。大型ヘッドでもコントロールしやすく、コース攻略に応じた弾道の打ち分けが可能です。つかまり感のあるフェードボールを狙っていきたい方にも、自信を持っておすすめできるセットアップです。

おすすめシャフト4:SPEEDER NX GOLD 50S

シャフト振動数:254CPM
シャフト重量:53.5グラム
調子:中調子
トルク:4.6

「SPEEDER NX」史上最高の高初速と強弾道をコンセプトに設計された「NX GOLD 50S」。手元でタメを作りやすく、先端にはシリーズ特有のシャープな走り感がありながら、優れた挙動安定性も兼ね備えています。

画像: SPEEDER NX GOLD 50S

SPEEDER NX GOLD 50S

重心距離が40ミリを超える「BX TOUR MAX」との組み合わせでは、右へのすっぽ抜けを防ぐ適度なつかまりと、左への巻き込みを抑えた絶妙なストレート〜フェード弾道をオートマチックに生み出してくれます。

画像: 各シャフトの評価

各シャフトの評価

バックスピン量は平均2500rpm±200rpm程度に収まり、安定した強弾道をイメージするのに理想的な数値をマークしています。「BX TOUR MAX」が持つ高弾道かつ優れたつかまりを存分に引き出し、吹け上がりを防いだ高い直進性を体感できるセッティングです。

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