タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、実在するプロゴルファーが使用していたとされるプロトタイプ「スコッティ・キャメロン ニューポート2ビーチ ミッドスラント」の希少なディテールと、バンパーに刻まれた家族への想いについて。

2000年プロプラチナムがベース! 異例の「Tサイトライン」とビーチスリットを備えた希少プロトタイプ

画像: ニューポート2ビーチ ミッドスラント:独特の軟らかい打感と打音を呼ぶビーチ(スリット)が入ったプロトタイプのニューポート2ミッドスラント。黄色にペイントされたTサイトラインがアライメントを取りやすくしている。バンパーの英字は6人家族のイニシャルだという

ニューポート2ビーチ ミッドスラント:独特の軟らかい打感と打音を呼ぶビーチ(スリット)が入ったプロトタイプのニューポート2ミッドスラント。黄色にペイントされたTサイトラインがアライメントを取りやすくしている。バンパーの英字は6人家族のイニシャルだという

プレーヤーの名前は特定できないが、「プロが使っていた」という由来を持つニューポート2である。ベースとなっているのは、2000年に発売され、タイガー・ウッズが使用して話題となった、プロプラチナムシリーズのニューポート2ミッドスラントであろう。

特徴は、ベースモデルにはないビーチ(スリット)と、Tサイトライン(トップラインとフランジに入れられたT字形のライン)である。

画像: 写真左:ソールを見ると、ビーチ(スリット)が入っていることがよくわかる/写真右:Tサイトラインがニューポート2に採用されることは珍しい

写真左:ソールを見ると、ビーチ(スリット)が入っていることがよくわかる/写真右:Tサイトラインがニューポート2に採用されることは珍しい

とくに、Tサイトラインは、デルマー3.5のトレードマークともいえるもので、ニューポートやニューポート2に採用されることはほとんどない。その点において、このパターはとても希少といえる。

さて……。そんなデザインの特徴とは別に、面白いのはバンパーに刻まれた6つの英字である。これは、このパターを使用していたプロの家族のイニシャルなのだという。

Rがリチャードなのか、レベッカなのか。Pがポールなのか、ピーターなのか、それを知る術はない。ただ、「ツアーを家族とともに戦う」そんな意志を感じさせる、とてもハートフルなパターであった。

※週刊ゴルフダイジェスト11月3日号「キャメロンマニア宣言」より

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

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