いよいよ明日(10月30日)から埼玉県・武蔵丘ゴルフコースで「樋口久子 三菱電機レディス」が開幕する。前日の29日(木)にはプロアマ大会が行われ、選手たちが本戦に向けた最終調整を行った。今回は、大会を特別協賛する三菱電機に所属するホステスプロ、吉澤柚月と稲垣那奈子の意気込みをお届けする。

吉澤柚月「めちゃくちゃ頑張りたい気持ちでいっぱい」

ホステスプロとして大会に臨む吉澤は、現在の状態を「ぼちぼち良い」と笑顔で語った。コースの印象については「やはりグリーン周りが特に難しい。砲台グリーンなので、セカンドショットをしっかりグリーンに乗せることが攻略の鍵」とパーオンの重要性を強調した。

今季の吉澤は、8月の「北海道 meiji カップ」でツアー初優勝を飾り、「ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会」などでも2位に入る大躍進を遂げている。メルセデス・ランキングも7位(1357.91pt)と堂々のトップ10入りを果たした。特筆すべきはグリーンを外した際のリカバリー率で、68.9655%は堂々の全体1位。さらに平均ストロークは70.6370で4位、平均バーディ数も3.7159で4位と、高い総合力を誇っている。砲台グリーンを警戒する本大会でも、武器であるリカバリー能力がスコアメイクを力強く支えるはずだ。

大会に向けては「めちゃくちゃ頑張りたい気持ちでいっぱい」と力強く宣言した。プレッシャーよりも「アットホームな雰囲気がすごく良い」と心地よさを感じており、所属先のカラーである赤色のウェアについても「最終日の気温次第だが、どこかに入れたい」と明かした。

画像: 吉澤柚月(写真は26年NOBUTA GROUP マスターズGCレディース、撮影/姉崎正)

吉澤柚月(写真は26年NOBUTA GROUP マスターズGCレディース、撮影/姉崎正)

稲垣那奈子「過度な期待をかけすぎず、最後の最後で優勝できたら」

同じく三菱電機所属の稲垣は、契約1年目だった昨年は「ガチガチに緊張していた」というが、今年は「気を引き締めて頑張りたい」とリラックスして臨めているようだ。武蔵丘のグリーンについては「しっかり止まってくれる感じがするので、縦距離を合わせてどんどん攻めていけたらいい」と積極的なコースマネジメントを描く。

今季の稲垣はメルセデス・ランキング47位(436.83pt)につけている。持ち前の飛距離は249.35ヤードを記録し、全体7位にランクイン。今季はここまで4度のトップ10入りを果たしており、先週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」でも10位タイに食い込んでいる。現在の調子についても「まあまあ」としつつ、「先週もトップ10に入れて、自分の思い描いたプレーができるようになってきた」と着実な復調の兆しを掴んでいる。

シーズン終盤戦に向けては、首の寝違えや腰の痛みもあるため「なるべく自分に負荷をかけずに、いい緊張感と過度な期待をかけすぎず頑張りたい」と冷静な姿勢を貫くが、「自分の思い描いたプレーが結構できるようになってきたので、もっと上位に行きたいですし、最後の最後、優勝できたらいい」と内に秘めた闘志をのぞかせた。

画像: 稲垣那奈子(写真は26年NOBUTA GROUP マスターズGCレディース、撮影/姉崎正)

稲垣那奈子(写真は26年NOBUTA GROUP マスターズGCレディース、撮影/姉崎正)

三菱電機の看板を背負い、気合十分で挑む2人。秋の深まる武蔵丘ゴルフコースを舞台に、最高のプレーを披露してくれるに違いない。


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