サラリーマンを卒業し、車中泊で全国のゴルフ場制覇を目指す“ゴルフばか”こと木村公一さんの「ゴルフばか日誌」第141話。前回は宮城県大郷町にある道の駅「おおさと」で車中泊して終わっています。今回は、仙塩ゴルフ倶楽部浦霞コース、星野リゾートメローウッドゴルフクラブ、パーシモンカントリークラブの3コースを攻略したお話です。

【仙塩GC浦霞C】開場91年、東北最古の赤星四郎コース! 2万歩の全行程歩きラウンドに挑戦

8月27日(木)、5時に起きて6時半出発。天気は小雨。気温25度。目の前にあるファミリーマートに行き、旨辛味噌カップ麺、バナナで朝食。食べて6時半出発。

画像: 仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースの「かまぼこ兵舎」。米軍が進駐していたときのクラブハウスの役割を果たした

仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースの「かまぼこ兵舎」。米軍が進駐していたときのクラブハウスの役割を果たした

6時50分、仙塩GC浦霞Cに着く。レトロなクラブハウスだが、きれいで使いやすく、トイレが広い。もとは地元の銘酒「浦霞」の醸造元の佐浦菊次郎が中心になって昭和10年に6ホールでスタート。設計は赤星四郎。開場91年目、東北で1番古い。戦後、米軍が進駐して残り3ホールを追加造成して再出発したという歴史がある。従って、第1回~第5回のクラブチャンピオンは全員米軍将校の名前だと、「美しい日本のゴルフコース」70~71ページで紹介している。カマボコ兵舎のクラブハウスが現存し、トイレが広く、小便器が異様に高いのも当時の名残か。

全行程歩きのラウンドで、9ホール、パー36、2889ヤードを2周する。ただキャディバッグは電磁誘導カートが運んでくれる。スタート前は、私は手引きカートでもいいよと思っていたが、実際にプレーすると、手引きカートじゃとても無理。米軍が追加した3ホールはどれかわからないが、とても面白い。

スタートは8時ピッタリ。私がトップスタート。雨はやんで曇り空だが、湿度が高く、蒸し風呂状態。

前半も後半も同じホールでミス。4番449ヤードのパー5、右ドッグレッグの林越え、2打目をUFO33で林越えを狙ったら1ペナにぎりぎりセーフ。3打目をベアグラウンドからフェアウェイに戻して4オン2パットのボギー。同じ13番は前半の33を反省してUFO55で林を避けて左に運んだら、着地点で大きく弾んだのが見え、奥にも金網があるのに、着いて見たらボールが見当たらず、結局トリの8。こりゃ2打目はグリーン手前の花道を狙うのが正解だとやっと気づく。いつか再チャレンジしたい。

8番と17番の312ヤードのパー4もなぜかトリとダブルパー。2打目地点から、パターと次のティーショット用クラブを持ち、キャディバッグは置いて、モノレールに1人で乗って絶壁頂上にあるグリーンに行く。

と、ありゃ~、グリーン上に球がない。いくら探しても、ない。2回とも2打目はナイスショットだったのに、なぜか、ない。というわけで、このホールも再挑戦希望。

グリーンは、すごく速いわけではないが、アンジュレーションとカップ周りが微妙に難しい。総体的な感想は、グリーンにも91年の重みを感じることと、見た目よりは短め。

で、46・49の95。

スルーで回り、終わったのが11時半。ランチは豚味噌漬け焼き定食を食べた。

画像: 仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースのランチ。豚味噌漬焼き、浦霞の酒粕使用

仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースのランチ。豚味噌漬焼き、浦霞の酒粕使用

風呂を独占してゆっくり入り、13時に出発。

2万歩も歩いたせいか、仙台市内のセブン-イレブンの駐車場にクルマを停めて、約1時間爆睡。目が覚めて、パン、サイダー、コーヒーを買い、14時50分に出発。

16時半、イオン福島店に着き、フードコートでラウンドメモをノートにまとめ、夕食は枝豆、おにぎり、コロッケ、焼きそばで。

食べて20時50分に出発。21時に道の駅「ふくしま」に着いて、22時就寝。

【星野リゾート メローウッドGC】廃墟!? いや、超カジュアル&コスパ最強の“新スタイル”コース

8月28日(金)、4時半起床、5時出発。

主に国道115号線を走り、5時50分、セブン-イレブン 猪苗代リゾート入口店に着き、朝食を摂って6時半に出発。

画像: 星野リゾートメローウッドゴルフクラブ No.13(340Y・P4)。奥に見えるのは磐梯山

星野リゾートメローウッドゴルフクラブ No.13(340Y・P4)。奥に見えるのは磐梯山

6時50分、星野リゾートメローウッドGCへ、と思ってナビ通りに進むと、ありゃ、星野リゾートホテルじゃん。玄関にクルマを停めて「キャディバッグはどこに?」と聞くと、「ここはホテルの玄関で、ゴルフ場はもう少し奥に走ると左側にあります」と。

再び、クルマに乗って奥に走ると、メローウッドの看板が。でも玄関は無人で、まるで廃墟のよう。スタッフに聞いたら、「右奥のカートにご自分で積み込んでお待ちください」ですと。

霧が深いせいで看板は見えないし、トイレがどこにあるかもわからず、動線も悪い。何もかもセルフで、風呂・シャワーもない。なんじゃこりゃ⁉ と言いたいところだが、そこはテレビでもお馴染みの星野リゾート。目指すところは「新スタイルで楽しむゴルフ場」なんですと。“完全セルフプレー、カジュアルスタイルOKで気軽にゴルフをお楽しみください”とコース案内にある。つまり、ラウンドはスルーで、服装はTシャツOK、という超カジュアルゴルフ。で、料金は3900円とくればコスパ最高。文句なんてありゃせんが(笑)。

スタートはアウトの8時37分。

なんと、濃霧で80ヤード先が見えなかったのに、スタートの準備をすると、ウソのように晴れて、きれいなコースがバ~ッと目の前に現れた。旧コース名はアルツ磐梯メローウッドGC。本橋栄一の設計で、標高700メートルの高地にあり、気温は市街地より5度も低い。せっかくなら、風呂・シャワーなしでもいいけど、近くの星野リゾートホテルに割引で入浴可、ならもっと「あっぱれ」なんだけど(笑)。

前半のアウトは、パーは1番パー5のみで、残りはボギー6回、ダボ2回の46。

スルーでインに回り、12番パー4の左ドッグレッグは池ポチャのトリ。15番パー5で4打目に使ったUFO88がまたまたシャフトが折れてダボになり、この影響で16番~18番が3連続ダボの後半50を叩き、トータル96。

同伴の高橋さんは昨年11月に太平洋クラブ白河リゾートでご一緒していてスコアは内緒。佐竹さんもそのときご一緒で52・46の98。地元のメンバー三瓶さんは45・47の92。

画像: 星野リゾートメローウッドゴルフクラブの同伴者のみなさんと。左から三瓶さん、高橋さん、佐竹さん、はむいち

星野リゾートメローウッドゴルフクラブの同伴者のみなさんと。左から三瓶さん、高橋さん、佐竹さん、はむいち

グリーンは磐梯山から猪苗代湖に向かって順目。表示は8フィートだったが、下りの順目は超速かった。

12時に終わり、4人で写真を撮り、片付けて13時10分に出発。10分後、朝と同じセブン-イレブンでランチを食べ、13時50分出発。走ってすぐ、すごい睡魔に襲われ、路肩に停めて30分爆睡。その後、日帰り湯を探して3カ所に寄ったがことごとく休みで、16時半、ようやく銭湯みたいな早戸温泉つるの湯に入る。

17時に出発。20分後、イオン福島店に着き、横浜大唐で春巻、海老チャーハン、唐揚げ、春雨炒めを買い、フードコートで食べて原稿執筆。

21時に出発し、21時半、道の駅「伊達の郷 りょうぜん」に着き、22時就寝。

【パーシモンCC】ピン位置はすべて「奥の馬の背」!? 雨のラウンドで意地の「85」

8月29日(土)、5時に起きて、5時40分出発。

雨がシトシト降り、寒い。5分後、伊達市のセブン-イレブンで朝食を摂り、6時半出発。

6時35分、パーシモンCCに到着。PGM系で杉本英世の設計。伊達市霊山町にある27ホールで、丘陵地にありながらフラットで、見通しのよいレイアウトになっている。

スタートは8時6分で西→中コース。ラウンド中ずっと雨が降り続き、ピンは18ホール全てグリーン奥。しかも雨予報で、馬の背の一番高いところにカップを切ってあるので難しくて3パット2回で、43・42の85。

同伴のメンバー・土屋さんは46・41の87。岡崎さんは40・41の81。菅野さん51・56の107。

13時40分に終わり、写真を撮って風呂に入り、14時40分に出発。

パーシモンカントリークラブの同伴者のみなさんと。左から岡崎さん、はむいち、土屋さん、菅野さん

そのまま帰路に就く。清洲城までダイレクトなら570キロ、12時間の道程だが、休みなしでは無謀すぎる。国道349号から山道を走り、15時、二本松市にある道の駅「安達」でお土産を買い、再び国道4号を走る。

須賀川市内のセブン-イレブンで16~17時まで休憩仮眠。さらに国道4号を走り、18時半、すき家 西那須野店で夕食。19時44分、矢板市の道の駅「やいた」に着き、20時半就寝。

8月30日(日)、夜中の1時にアラームで飛び起きて、トイレに行き、15分後出発。

3時半、群馬県伊勢崎市のセブン-イレブンで朝食を摂り、信越方面に向かい、6時、道の駅「女神の里 たてしな」で50分間休憩仮眠。

その後、塩尻から中山道に入り、木曽→中津川→土岐→多治見を経て12時13分、無事、清洲城に帰還しました。土岐で雨がやんだら、多治見からは猛烈な暑さ。あ~あ、また名古屋の蒸し暑さに耐えにゃいけんのかいな、早く東北に戻りたいがや(笑)。以下次号。

●日本のゴルフ場:1443カ所
●今回の総走行距離:866キロ
●今回の必要経費:仙塩GC浦霞C6370円、星野リゾートメローウッドGC3900円、パーシモンCC1万2290円、ガソリン代1万4289円、飲食費9984円、つるの湯500円、計4万7333円。

次回は境川カントリー倶楽部、スカイウェイカントリークラブ、ゴルフクラブ成田ハイツリーの3コースを攻略する予定です。

著者プロフィール/木村公一
2024年6月末でサラリーマン生活を卒業。在勤時代から"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中。「はむいち」と自己紹介する自身の愛称は、漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんにちなんで「ゴルフばか」

編集/高橋健二

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