テーラーメイドから10月7日に発売されるグローレF2のメディア試打会に参加、今回はアイアン編です。担当N村がお届けします。

尾崎直道プロをトリコにした新アイアン「グローレ F2」。早速、実戦に投入し活躍していますね。このモデルはいわゆるぶっ飛び系のモデルではなく、直道プロも使用することから分かるように、スピン量、球の高さをコントロールできて打感にもこだわったモデルに仕上がっている。

画像: 尾崎直道プロのセッティング

尾崎直道プロのセッティング

構えた印象は、ややグースネックでボールを包み込んでくれる。トップブレードもエッジが利いていてしっかりした厚さが見て取れる。ヘッドのシェイプも直線的なシャープなイメージではなく丸みを帯びていて柔らかくやさしい印象だ。

画像1: 「グローレF2アイアン」和風の顔に惚れました!

7番アイアンでロフト31度。同じテーラーメイドのPSIアイアンでも31.5度なので、シニア向けというには、そこまでストロングロフトにはなっていないようだ。ロフトが立ちすぎるとどうしても球が上がらない印象が先行してスウィングで調整しようとしまうもの。7番アイアンが7番アイアらしく見えることはこの手のアイアンを使う側にとって重要な要素だと思う。

尾崎直道プロいわく「抜群にいいんだよね。前のモデルと比べてボールがくっついている時間が長くて、しっかりスピンが入るから、ロングアイアンでもグリーンにピタッと止められる」と絶賛。

打ってみた印象は、”弾きが強く、”球が高く強い”。直進性が高くて打ち出した方向に真っすぐに進むように感じた。ミスヒットしたときの飛距離のバラつきも少ないが、特に薄い当たりの時に球が上がってくれるのは嬉しいポイント。スピン量が欲しい方はスピン系のボールを使うといいでしょう。

前作と大きく変わったところは、軟鉄鋳造のボディに鍛造のフェースが組み合わされているところ。鍛造のフェースはソールまでL字に広がってボディと組み合わされているので、フェースを薄くして反発をアップ。スウィートエリアの拡大にもつなっがているという。

貫通型のスピードポケットは低重心になってボールを上げやすくし、丸みを帯びたソールが抜けもよく様々なライへの対応にも安心だ。コースで打ってみたかったですね。

AWとSWは軟鉄鍛造

AW(50度)とSW(55度)はスピードポケットの入っていない軟鉄鍛造。PWが45度なので3本のウェッジは5度刻みに揃えてある。7番からの流れもよく、同じように丸みを帯びていて、開いて使うもよし。打感のよくて距離感が合いそうなフィーリング。

セットウェッジにしてはと言ったら失礼だが、このままセットで使いたくなるほど違和感がない。もしウェッジ4本でグリーン周りを攻めるなら60度前後のウェッジを足すと最強のセッティングになりそうだ。

もうすぐ試打クラブが店頭に並びますよ。ぜひ試打してみて下さいね!

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