真冬でも自然な緑の芝の上で打てる
今回調査隊が向かったのは、千葉県にあるゴールデンクロスCC。圏央道の開通で最寄りの市原鶴舞ICから約7分と、都心や神奈川方面からアクセスの良好なコースだ。
魅力はなんといってもフェアウェイがエバーグリーンの洋芝だということ。寒冷地型の西洋芝「ペレニアルライグラス」をオーバーシーディング。ちなみにこの西洋芝は、葉色が濃く繊細なので密度の高いターフになるのが特徴。
設計は「水の魔術師」
ちなみにエバーグリーンだと、春夏用の暖地型と秋冬用の寒冷地型の2回に分けて芝の種を蒔かなければならず手間がかかる。にも関わらずエバーグリーンへのこだわりを、ゴールデンクロスCC横山孝紀支配人に聞いた。
「私も以前はシングルプレーヤーでしたので、ゴルファーの気持ちはわかっているつもりです。手間はかかりますが、エバーグリーンにはこだわっていきます。どうすればより緑色が鮮やかになるか、まだまだ進化していきますよ」(横山支配人)
エバーグリーンの鮮やかさもさることながら、“水の魔術師”小林光昭氏設計によるウォーターハザード周りの美しさにも注目。水面が高く、陸地との差が少ないのは高級コースの証だ。
レンガ建てのクラブハウスはフランス製の屋根瓦が魅力
そのほかにも注目してほしいのが、クラブハウス。外観と同様にレンガ仕立てになっていて何ともラグジュアリー。天井が高くて開放感たっぷりの空間になっている。暖炉とグランドピアノも置いてある。ちなみにクラブハウスの屋根瓦はフランス製で現地から取り寄せなくてはならず、そのメンテナンスが大変だとか。
練習場は自分の打ちたい球数が打てる
クラブハウス周りの練習場も充実している。2つある練習グリーンは広大で、ペンクロスの芝も整備されていてとにかく綺麗。パット練習にも力が入る。
練習グリーンの隣には広大なバンカー練習場も完備。1メートルオーバーのアゴの高さはかなりの実戦向き。砂の具合も最高だ。
新設されたのは、ドライビングレンジ。距離は短いものの、スウィングチェックには申し分なし。なによりうれしいのが100円硬貨で100円(9球)単位で買えるシステムという点。スタート時間が迫っているけど練習したいという人にピッタリ。
冬は枯芝でゴルフするのが当たり前、と思っている人にとっては大きなサプライズが待っているゴールデンクロスCC。夏も涼しくていいが、とにかく今の季節に訪れていただきたいコースだ。
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ゴールデンクロスカントリークラブ(千葉県) | |
住所 | 千葉県長生郡長南町市野々575 |
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連絡先 | 0470-82-5246 |
URL | http://www.goldencrosscc.com/ |