バンカーからグリーンを狙う大事なショット。足元をを“ぐりぐり”としっかり固めてから、いざ打とうとしたけれど、やっぱりクラブを替えたくなっちゃった!
セカンドショットが残念ながらバンカーへイン。続く3打目はきっちりグリーンオンを狙いたいところ。ピンからはやや距離がありそうだったので、52度のウエッジを選んだ。
足が滑らないように、足元をしっかり固めて「ぐりぐりぐり……」とスタンスを取ったけれど、いざ構えてみたら意外にもアゴの高いバンカーだったことが判明。「やっぱり58度に替えようっと!」とクラブを別のものにしようとしたら……。
「ちょっと待って! いまスタンスを取るために足をぐりぐりしましたよね? そのまま打てば問題ないけれど、クラブを替えたら足で砂質をテストしたとみなされるから、2打罰になりますよ」
「そんなー! クラブを取り替えたのは確実にアゴをクリアしたいと思ったからで、別に砂質を判断するために足をぐりぐりしたわけじゃないもの。そこは問題ないんじゃないの?」
さて、正しいのはどっち?
「足ぐりぐり」の後、クラブを替えた
※週刊ゴルフダイジェスト3月21日号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混)