ダスティン・ジョンソンが使用し今季2勝を挙げるなど、ツアーで大人気のテーラーメイドの新ドライバー「M1」と「M2」。月刊ゴルフダイジェストはテーラーメイドのクラブを長年使い続け、同社のクラブ開発にも参加していた経験を持つ田中秀道プロに新しい「M」シリーズの試打を依頼。前モデルよりもどう進化したのかを聞いてみた!
くっついて押し出す打感に“進化”した「M1」
「新しいM1を打って‟あれ?”と思いました。打感が全然違うから。前のM1って、打感がしっかりしている、言い換えればちょっと硬い感じだった。それが、いったんフェースに吸いついて、それからヘッドで押し出す、そんな打感なんです」(田中、以下同)
「そして、初速は前作より確実に速いですね。スピンもさらに少なくなって、前のめりに飛んでいく感じ。小ぶりな『M1 440』はさらに低スピンです」
直進安定性がさらにもう一段“進化”した「M2」
「これも前のモデルと大きく変わっています。澄んだ高い音で弾き感が強いですね。カーボンコンポジットとは思えない爽快感がある。飛距離もさることながら、直進安定性がまた一段と進化した。これは武器になりますね」
「M1」の押し込む感じ、「M2」の弾き感のどっちを選ぶ?
「前作のM2のやさしさが、今度のM1に加わった感じ。M2はさらにやさしくなって、弾き感がアップしました。どっちを選ぶか本当に悩みます」と、話した田中プロ。
この記事の詳細は、2017年3月21日発売の『月刊ゴルフダイジェスト5月号』に掲載されている。他にも、田中秀道プロによるM1・M2のFWやUT、アイアンの試打レポートも載っているので、要チェック!