花道からカップを狙う大事な1打。この時期はまだ芝が薄いからパターを選択したけれど、ちょうどライン上にディボット跡があるのを発見しちゃった! 修復してから打とうと思ったのだけれど……。
花道からの3打目。「ここは芝が薄いし、ザックリを避けてパターで行こう!」と決めたけれど、よく見るとライン上に誰かがつけてしまったディボット跡が……。
「もう! こういうのはゴルファーたるものエチケットじゃない。ちゃんと目土をするなり直しておいてほしいわよね」
「まったく、困ったものよね~」なんてこぼしながらも、ライン上にかかったディボット跡をササッと修復してから大事なショットを打とうとしたら……。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ! グリーン上ならライン上でもボールマークを直してもOKですが、スルーザグリーンは話が別ですよ。とくにこの場合は、ディボット跡の上を転がすわけですから、プレーの線の改善になって2打罰なんじゃないですか?」
「えー!? グリーン上でもライン上のボールマークを直すことができるし、これは問題ないのでは? 大事なショットの妨げになるもの。どこでも直していいはずよ」
さて、正しいのはどっち?
ライン上にディボット跡!
※週刊ゴルフダイジェスト4/11号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混)