朝イチのティショットを、緊張のあまり豪快に空振りしちゃった! もしかしたらティの高さが私に合ってなかったのかも。次のショットを打つ前に、ティの高さを調整しようとしたら……。
朝イチのティショットを、思いっきり空振りしちゃった! 「も~う、やだー! 久しぶりだったから、緊張しちゃったわ」「ドンマイ、ドンマイ。落ち着いて次いってみよう!」
「あれー? もしかしたら、ティの位置がいつもより低いのかもしれない。このままじゃ、次のショットも空振りしちゃうわ。よかった~、打つ前に気がついて。もしかして私、天才!?」
「よいしょ、もう少しティの位置を高くするわね」
「え!? 待って!! 空振りも1回のストロークにカウントされるから、そのボールはもうインプレーよ。たとえティをさす場所が同じだとしても、高さを変えたらインプレーのボールを動かしたことになるから、1打罰で元に戻さなきゃダメよ」
「そんな~! たしかに空振りはストロークにカウントされるけど、まだティショットを『打って』いないから、インプレーにはならないんじゃない? ティアップの位置や高さを変えてもまったく問題はないはずよ」
さて、2人のジャッジのうち正しいのはどっち?
空振りの後、ティの高さを変えた
週刊ゴルフダイジェスト7月4日号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混)
※2017年6月22日15:00 内容一部修正しました