自身400ヤードを超える記録を持つドラコン選手であり、2017年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した安楽拓也プロ。安楽プロによれば「ボールを凝視するのではなく“ぼんやり”見て打つのが飛ばしのコツ」なんだとか。それってどういうこと? 飛ばしのコツを聞いた。
ボールを“ぼんやり”見れば、クラブヘッドが頭の真下に落ちる
安楽拓也プロは、ドライバーを打つときにボールはしっかり見ていないという。一方で、何万人ものゴルファーをレッスンしてきた経験から、ボールを凝視している人は圧倒的に上手く飛ばない場合が多いと語る。安楽プロいわく、飛ばしのコツは「ボールは『ぼんやり』見て打つ」こと。
「ボールを凝視して打つと、頭が左に突っ込んでしまう『リバースピボット』となってしまいます。一方、ボールをぼんやり見て打つと、頭がボール方向に突っ込むことはありません。この状態から頭の真下に“振り込む”ことで、ヘッドの最下点が頭の真下となり、上り側でボールをとらえることができるんです」(安楽)
飛ばそうと思って力むのは、腕や肩だけではなく、どうやら「目」もまた力んでしまうようなのだ。まずは、ゴルフを睨みつけるメヂカラをフッとゆるめ、ボールをぼんやり見るところからはじめてみよう。たったそれだけのことで、飛距離がガラッと伸びちゃうかも。
実際の動きは動画でチェック!
この動画は、月刊ゴルフダイジェスト2017年8月号から始まった新連載「安楽拓也の痛快! 飛ばし術」と連動。そちらもチェックしよう!