あ~あ、ティショットがバンカーに入っちゃった! 次のショットはクラブ選択に迷ったけれど、使わないほうのクラブをバンカーに置いて打とうとしたところ……。
ティショットは、狙ったところよりも残念ながらやや左へ。「もしかしてバンカーに入っちゃったかも⁉」
「やっぱりバンカーに入っていたか~。でもライは悪くないし、距離もあるから……。う~ん、クラブ選択に困るわね」
「ここは慎重にアイアンにするか、距離を考えてユーティリティか迷ったけれど、ライも悪くないからユーティリティにするわ! 使わないアイアンはこっちに置いて……っと」
「待って! クラブを置いちゃダメよ。バンカー内で打つ前にクラブで地面に触れたら2打罰よね。使わないクラブを砂の上に置くのも、砂にクラブで触れるわけだからNGじゃない。バンカーレーキならいいけれど、それ以外のものはバンカー外に置かなきゃいけないわ」。
「たしかにバンカー内でソールしたり、砂の状態を確かめたりするのは違反ですけど、今のはただ使わないクラブをそっと置いただけで、砂質を確認する意思もまったくないものです。なんの問題もないはずですよ~!」
さて2人の見解、正しいのはどちら?
バンカーにクラブを置くのはOK?
週刊ゴルフダイジェスト9月12日号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混、写真・増田保雄)