レギュラーツアー通算5勝、現在シニアツアーに参戦する傍ら、藤田寛之や宮本勝昌などツアープロを指導している芹澤信雄。自身のメソッドを書き記した「芹澤流ならスウィングが変わる」から、ターゲットに対して真っすぐに構えるポイントをご紹介しよう。
スクェアな構えは腰の向きで決める
「ターゲットに対して正しい向きで構えることはとても重要です。どんなにいいスウィングをしても、向いている方向がズレていたらボールは狙ったところには飛びません。アマチュアの多くは、自分のスタンスの向きを過剰に気にしますが、スタンスよりも大事なのは腰とひざの向き。普段から、この2ヶ所をターゲットに対してスクェアに構える練習をしておきましょう」(芹澤)
![画像: スタンスの向きにこだわらないようにしよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/11/29/dcd545441eac21833fcb7b82b1ae3bed81c5be9f_xlarge.jpg)
スタンスの向きにこだわらないようにしよう
芹澤プロによれば、テークバックやフォローでの体の動きやすさ、立ちやすさなどを考慮してオープンやクローズで構えてもいいが、腰はスクェアにしておくのがポイント。ついついスタンスの向きばかり気にしてしまいがちだが、そこは過剰に意識する必要はないようだ。
![画像: スタンスが斜めでも腰がスクェアにターゲット方向に向いていればOK](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/11/29/df7d0e082b38e3468b8aacf0d2b881191b68c7fd_xlarge.jpg)
スタンスが斜めでも腰がスクェアにターゲット方向に向いていればOK
スタンスをスクェアにしようとしても、つま先の向きなどによってスタンスはズレやすい。ひざの向きがスクェアかどうかも、合わせて確認しておこう。
「芹澤流ならスウィングが変わる」(ゴルフダイジェスト社)より
写真/姉崎正