マッスルのシャープさとキャビティのやさしさが融合した
昭和52年に日本のアイアン発祥の地、兵庫県神崎郡市川町で産声を上げた三浦技研。鉄肌の滑らかさや鍛造の精度の高さが注目を浴び、かつて一流メーカーのOEM製造を請け負っていた時代は手掛けた製品のほとんどが名器と呼ばれていた。
創業者である三浦勝弘氏の研磨技術は、自社製品はもとより、海外メジャーで戦うそうそうたる顔ぶれのトッププロたちからも信頼され、いつしか“神の手”と呼ばれるようになった。
![画像: マッスルバックバックにキャビティバックのやさしさを融合させたクラブだ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/02/05/8d0a5404e1c9ffd6f2441a43a1fe38f462b1cf35_xlarge.jpg)
マッスルバックバックにキャビティバックのやさしさを融合させたクラブだ
昨年、創業40周年を迎え、その技術は長兄の三浦由貴氏を中心とした少数精鋭の職人集団が受け継ぎながら、2018年は「ギアーズ」や「GCクワッド」などの最新解析器を携えたフィッティングセンターを埼玉・越谷市にオープンさせ、勝弘氏がこだわりをもつ「手の感覚」とデジタルを融合させたものづくりを目指している。
そして2月にそのチャレンジの年に相応しい硬派なアイアンが発売となる。「マッスルキャビティ」という、新しい冠がついた「MC-501」だ。マッスルがもつシャープで硬派なフォルムと、キャビティがもつやさしさを見事に融合させた新しいカテゴリーのアイアン。
![画像: ソール幅は三浦技研のマッスルバックシリーズの中で最大。重心深度が深くなり、ミスヒットに寛容になった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/02/05/d2d6d49d08f404b91797fe32e87ca7e1f9574cf5.jpg)
ソール幅は三浦技研のマッスルバックシリーズの中で最大。重心深度が深くなり、ミスヒットに寛容になった
このアイアンの最大の特徴でもあるバックフェースのスリットなどから得た21グラムもの余剰重量をソールに配分。実際に打ってみると、手ごわそうな見た目から想像できないほどやさしく、意外と打ててしまうから不思議だ。適度なスピンが心地よく、糸を引くような弾道が打てる。
決してやさしいアイアンというわけではないが、芯に当てやすく、芯に当たってしまう心地よさがある不思議なヘッド。アスリート志向のゴルファーなら、いつかは使いたい三浦技研のアイアン。手にして使うならいちばん硬派なこのアイアンをぜひオススメする。そのクオリティの高さに深い愛着を抱くことを保証する。
MC-501アイアンを1名にプレゼント
今週紹介している「三浦技研 MC-501アイアン(5I~PW・島田ゴルフ製スチール)」を1名様にプレゼント。週刊ゴルフダイジェスト連動企画「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」、気になる人は本誌もチェックしてみよう。応募は下のバナーより。
![画像: www.golfdigest.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/02/05/f63d177d1f7172df5e38d5fde30cb22bc2002d4c.png)
写真/三木崇徳 文/田島基晴