日本らしさと世界基準をミックスしたドライバー
ヤマハといえば、藤田寛之、谷口徹のRMX(リミックス)シリーズの印象が強いメーカーだが、最近は、ぶっ飛びアイアン、インプレスUD+2の大ヒットで、その印象がいささか薄くなってきた。しかし新しいRMXは、大きく進化し、ヤマハのフラッグシップモデルとして、再注目されている。
17年に発売された新しいRMXは、今までの印象を一新させるほどの変化があった。ザ・ジャパニーズドライバー的なRMXが、一気にワールドワイドなステージに上ったのだ。もちろんジャパニーズドライバーが悪いわけではない。旧RMXは、重心距離が短いのが特徴で、つかまりの良さ、操作性の高さが魅力のドライバーだった。
![画像: フェースをシャフト軸から遠ざけることにより、インパクトのエネルギーの最大化を狙った「ヘッドターンエネルギー構造」が初速を上げてくれる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/02/13/9fe4958e11402af8725c82fc403f7be15606af61.jpg)
フェースをシャフト軸から遠ざけることにより、インパクトのエネルギーの最大化を狙った「ヘッドターンエネルギー構造」が初速を上げてくれる
この変化は昨年、契約プロを一気に増やし、ワールドワイドに活躍する機会が増えてきたことに起因するのではないか。イメージする理想的な弾道、コースマネジメントが変わり、それがフィードバックされるからだ。
重心距離を伸ばし、重心深度を深くし、ヘッドターンエネルギー構造とアルティメットフェースで、ボール初速はルールの限界に挑んでいる。最大飛距離を求め、直進性と寛容性も追求。しかし伝統のつかまりの良さは、重心角を大きくすることで保っている。とくにRMX218ドライバーは、抜群のつかまりの良さを誇る。アスリート向けドライバーは、左へのミスが出にくい反面、ボールがつかまりにくいものが多いが、このクラブは、スライスに悩むゴルファーもつかまえて飛ばせるというRMXの伝統を見事に引き継いでいる。
ザ・ジャパニーズドライバーと呼ぶに相応しい、つかまりの良さ、構えやすさ、打球感、音、操作性に、ワールドワイドな飛距離性能と寛容性を加え、ヤマハのモノづくりのこだわりを加えたヤマハRMX218ドライバー。日本のスライスに悩むゴルファーに、抜群の飛距離を与えてくれるに違いない。
9.5度と10.5度を各1名にプレゼント
今週紹介している「ヤマハゴルフ RMX 217 ドライバー(FUBUKI AiⅡ・フレックスS)」の9.5度と10.5度を各1名様にプレゼント。週刊ゴルフダイジェスト連動企画「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」、気になる人は本誌もチェックしてみよう。応募は下のバナーより。
![画像: www.golfdigest.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/02/13/6dc43ca924282c7069a90dea039d8537a0786939.png)
写真/三木崇徳 文/田島基晴