飛距離アップや方向性を高めるためには、クラブヘッドの加速感が重要。ヘッドが加速する感覚を身に付けるためには重いバットで素振りをするのが効果的だと、芹澤信雄プロは言う。チームセリザワ公式本「芹澤流ならスウィングが変わる」から、バットを使ったスウィング練習法をご紹介。
「ビュン」と風切り音を出す
飛距離アップや方向性を高めるうえで、大事になるのがヘッドの加速感です。クラブヘッドが加速しながらインパクトを迎えることができなければ、インパクトで当たり負けしてしまいますし、フェースも返りません。
それに必要なのが「バックスウィング3に対してフォロー7の力感」で、フォローでヘッドスピードが最速になるような意識が必要なのです。
そのためには、フォローで「ビュン」という風切り音が出るようにスウィングすることが大事。重いバットなどで素振りをし、この感覚を身につけましょう。
バットなどの重いものを振ると、切り返しからダウンスウィングでその重さを利用し、フォローで風切り音を出す感覚がわかってくる
「芹澤流ならスウィングが変わる」（ゴルフダイジェスト社）より
写真/姉崎正
