1993年生まれ、沖縄県出身の比嘉真美子(ひが・まみこ)。2018年シーズンは、4月に行われたKKT杯バンテリンレディスで優勝。アクサレディスで2位、スタジオアリス女子オープンで3位と好調を維持している。そんな彼女を支える14本のクラブとは?
ドライバーに求めるのは、最終日でも飛距離が落ちない“安定の飛距離”
4月のKKT杯バンテリンレディスで2018シーズン初優勝を挙げた比嘉真美子。今年からピンとクラブ契約をしているが、本人は「フリーだった昨年から使っているので、新たな気持ちということではなく、慣れ親しんだクラブです」と言う。
ピンのドライバーは契約外のプロも多く使っている。比嘉にとって何がいいのか?
「私がドライバーに求めているのは“安定性”です。一発の飛びはもちろん大事なのですが、3日間安定した飛距離で戦えなければ意味がないと考えています。だから、疲れてきた最終日の後半でも、初日と同じ飛距離が出ないと使うことはできません。そういった意味で、このドライバーはつねにポテンシャルを発揮してくれる。そこが一番惚れた理由ですね」(比嘉)。
ピンを果敢に攻めるために。アイアンに求めるのは飛距離より“操作性”
安定した飛距離を生むドライバーでフェアウェイをキープし、得意のアイアンでピンを果敢に攻めるのが比嘉のスタイルだ。そんなアイアンには“操作性”を求める。
「楽に高さが出せることはもちろんですが、球を打ち分けたいので、操作性がいいクラブが好きです。今のクラブは構えたときの見え方がとてもシャープで、見た目通り操りながら攻めることができます」
頼れるクラブを手に、今年はもっともっと勝ちそうな予感だ。
週刊ゴルフダイジェスト5/8・15合併号「pro's spec」より
写真/岡沢裕之
※2018年4月26日16時09分誤字修正いたしました