打てば打っただけ上手くなるというのはよく聞く話だが、それが絶対というわけではない。シングル(一桁)ハンディの上級者が練習場で打つ球数はむしろ少ないのだと、メンタルトレーナー・プロコーチとして活躍する松本進は言う。著書「ゴルフ、あっというまに上達する極意。」から、シングルの練習術をご紹介。

練習は50球で十分

シングルは明確な目的と感性を持って練習場に向かいます。明確な目的を持って練習すると時間もかかりますし、疲れます。だから数多くの球が打てないのです。

よく「打球数の多さイコール上達」だと勘違いしているゴルファーがいますが、要は中身の濃さが大事であって、多くの球を打つことが練習ではありません。むしろ「打球数の少なさイコール上達」です。ボールを少ししか打てないくらい、一球入魂して練習する。これがシングルの練習術その1です。

画像: 中身の濃さこそが大事なのであって、多くの球を打つことが練習ではない

中身の濃さこそが大事なのであって、多くの球を打つことが練習ではない

最初に打球数を決めましょう。その範囲でメニューを組みます。

50球と決めたらそれ以上は打ちません。調子がよくても悪くても50球で終わり。50球以上打てないのならと、素振りもルーティーンにも本番さながらに力が入ってきます。

これがうまくなる練習です。

「ゴルフ、あっというまに上達する極意。」(ゴルフダイジェスト新書)より

This article is a sponsored article by
''.