ボールが排水溝ふたの上で止まってしまった! 救済を宣言して拾い上げたところ、ボールが汚れているのに気が付いたので、タオルで拭いた。すると同伴者から「ちょっと待って!」のひと言が……。この行為、あり?なし?
フェアウェイからの2打目。「よし! 狙い通りの感じでうまく打てたわ~。これはいい位置に運べたんじゃないかしら」。
ところがボールは排水溝のふたの上で止まってしまっていた。「あらー、残念。もう少しランが出てくれたらよかったのに……。アンラッキーね」
「このままじゃもちろん打てないので、救済しますね。マーカーを置いて、場所をわかるようにして……と。あれ⁉ ちょっとこのボール汚れているわね」。
「自分のボールか判別できないときに確認のために必要な範囲で拭くことはできるけど、そうじゃない場合は、基本的にグリーンに乗るまでボールを拭くことは認められていないのよ。拭いたら1打罰よ!」
「え~? グリーン上以外でも、ちゃんと規則にのっとって拾い上げたボールは拭いていいんじゃなかったでしたっけ? このまま打ったら変なふうに飛んじゃいそうだから、拭いておきたいんですけど……」
さてこの場合、2人のうち正しいのはどちら?
救済で拾い上げたボールをタオルで拭いてOK?それともNG?
グリーン上以外でも、規則に基づいて拾い上げた球は拭くことができる。ただし、①プレーに適さない球かどうかを見定める、②自分の球であるか確かめる、③プレーの援助や妨げとなっている、という理由で拾い上げた球は拭くことができない(規則21)。※②の場合は確かめるために必要な範囲であれば拭くことができる。
週刊ゴルフダイジェスト6/19号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)