それまでは調子が良かったのに上がり3ホールで突然ミスを連発、なんて経験をしたことはないだろうか。その原因はズバリ、疲労がたまってスウィングが乱れてしまうから。そんな時は疲れに逆らわず、上手く付き合うことが大切だと芹澤信雄プロは言う。チームセリザワ公式本「芹澤流ならスウィングが変わる」から、疲労との向き合い方をご紹介。
スタンスは狭くトップはコンパクトに
ラウンド中に、突然ミスが増えるとか、飛ばなくなるといったことはありませんか。とくに上がり3ホールでそういうミスが増えるという人は、恐らく疲れによるものです。疲労がたまり、体が動かなくなって、スウィングが乱れてしまうのです。
![画像: ボールに少し近づいて構え、ひざを少し深めに曲げよう。トップはコンパクト、スタンスはやや狭くする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/06/22/15bd2d75493d98121a2366f1d97d20247d3143a5.jpg)
ボールに少し近づいて構え、ひざを少し深めに曲げよう。トップはコンパクト、スタンスはやや狭くする
こういう場合は、疲れと上手く付き合うことが大切です。無理をせず、疲れに「逆らわない」こと。午後になって疲れが出てきたと思ったら、午前中の飛距離を求めず、トップをコンパクトにして、疲れたなりのスウィングをしましょう。スタンスはやや狭くすると体が回りやすくなります。
「芹澤流ならスウィングが変わる」(ゴルフダイジェスト社)より
撮影/姉崎正