1995年生まれ、鹿児島県出身の池村寛世(いけむら・ともよ)。平均飛距離300ヤードを超えるドライバーを武器にツアー初優勝を狙うひとり。そんな彼を支える14本のクラブとは?
大きめヘッドで曲がらないから安心して振れる
身長166センチながらツアー屈指の飛ばし屋でもある池村。ドライバーにはもちろんこだわりがある。
「テーラーメイドのM3は、大きめのヘッドなので安心感がある点が好きですね。小ぶりのヘッドは、操作性はいいですが、逆に言えば、曲がりやすいのであまり得意ではありません。だから、安心して振れて直進性が高いものを使っています」。
フェードヒッターならではのフェースへのこだわりもある。
「フェースの向きはストレートで、構えたときに少しだけフェース面が見えている顔が好みです。そう見えることで『球がつかまる』イメージが持てるのです。あとはそのまま振って球を左に出していくか、逃していくかという打ち分けだけで、迷いなく振っていけるからです」
![画像: 「構えたときに少しだけフェース面が見える顔が好み」という池村。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/07/10/46d48a82637d16bc8043564c6da9cd5d5c351500_xlarge.jpg)
「構えたときに少しだけフェース面が見える顔が好み」という池村。
相性のいいシャフトに出合えた
シャフトとのマッチングも“飛ばし”には重要という。
「M3のヘッドには、スピーダーエボリューションⅣがすごくいい感じにマッチングしてくれました。フェードヒッターの自分としては、ちょっと粘ってきながら、最後に押してくれる感じのシャフトだと、インパクトでよりつかまった感じで打てるからです」
![画像: 「大きなヘッドで安心して振りきれるので、昨年よりも飛距離が伸びています」。ドライバー「テーラーメイド M3 460」ロフトは8.5度を選択](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/07/10/dd0846cca8611e4514155bb59b965afb62f417b2_xlarge.jpg)
「大きなヘッドで安心して振りきれるので、昨年よりも飛距離が伸びています」。ドライバー「テーラーメイド M3 460」ロフトは8.5度を選択
“つかまったフェード”を武器に念願のツアー初優勝を狙う。
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写真/岡沢裕行