1995年生まれ、鹿児島県出身の池村寛世(いけむら・ともよ)。平均飛距離300ヤードを超えるドライバーを武器にツアー初優勝を狙うひとり。そんな彼を支える14本のクラブとは?
大きめヘッドで曲がらないから安心して振れる
身長166センチながらツアー屈指の飛ばし屋でもある池村。ドライバーにはもちろんこだわりがある。
「テーラーメイドのM3は、大きめのヘッドなので安心感がある点が好きですね。小ぶりのヘッドは、操作性はいいですが、逆に言えば、曲がりやすいのであまり得意ではありません。だから、安心して振れて直進性が高いものを使っています」。
フェードヒッターならではのフェースへのこだわりもある。
「フェースの向きはストレートで、構えたときに少しだけフェース面が見えている顔が好みです。そう見えることで『球がつかまる』イメージが持てるのです。あとはそのまま振って球を左に出していくか、逃していくかという打ち分けだけで、迷いなく振っていけるからです」
相性のいいシャフトに出合えた
シャフトとのマッチングも“飛ばし”には重要という。
「M3のヘッドには、スピーダーエボリューションⅣがすごくいい感じにマッチングしてくれました。フェードヒッターの自分としては、ちょっと粘ってきながら、最後に押してくれる感じのシャフトだと、インパクトでよりつかまった感じで打てるからです」
“つかまったフェード”を武器に念願のツアー初優勝を狙う。
さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト7/24号「pro's spec」をチェック!
写真/岡沢裕行