マネジメントの発明者と言われるピーター・ドラッカーの考え方をベースにした独自の「ゴルフ・マネジメント学習法」を考案、ベストスコア110がわずか半年で80切りに至るまでに上達したドラッカー研究者の飯田利男。飯田は、問題の原因を検証し「見える化」することが上達につながるという。自身の著書「ゴルフで覚えるドラッカー」から、問題の「見える化」についてご紹介。

現状をふまえて目標を設定する

あなたは、前回の練習で何をしたか覚えていますか? 目標の設定の際に大切なのが、過去の練習の成果をふまえることです。前回までのことを忘れていると、目標の設定が場当たり的になってしまい、それでは一つひとつの練習がつながっていきません。

例えば、前回の練習でスライスやダフリがひどかったとしましょう。それならば、「その問題の原因は何だと考え、どんな方法を試したのか、そしてその結果はどうだったのか」を頭に入れておくことが肝心です。

画像: なぜミスが出るのか。それに対しどんな方法を試して、その結果どうなったのか。漠然と球を打つのではなく、フィードバックを繰り返すことで上達のスピードは早まる

なぜミスが出るのか。それに対しどんな方法を試して、その結果どうなったのか。漠然と球を打つのではなく、フィードバックを繰り返すことで上達のスピードは早まる

新たに設定する目標は、必ず実践を通じて検証していきます。それによってわかることは、ミスショットなどが起こる「原因は一つではないことが多い」ということです。多くのゴルファーは、複数の原因が合わさって起こる現象(問題)を、たった一つの金言的なアドバイスで解決できると思っていますが、これは間違いです。

実践を通じた検証によって、全ての原因を「見える化」していきましょう。それが次の目標となり、それらを一つひとつ解決していくことが上達につながるのです。

このように、適切な目標は、フィードバックを繰り返すなかで自然と浮かび上がってくるものです。ですから最初のうちは、目標の設定のプロセスで悩みすぎず、それよりも後のプロセスである「実践」と「成果との照合」をきちんと行うことを心掛けてください。それが結果的に、目標設定の精度を高めることにもつながります。

「ゴルフで覚えるドラッカー」(ゴルフダイジェスト社)より

撮影/三木崇徳

キャロウェイ

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