2019年のルール改正で、旗竿を差したままパッティングできるようになった。いちいち抜き挿しする手間が減って概ね好評だが……そこで素朴な疑問。最初にホールアウトしたあとって、みなさんなにしてますか?
昨年まで、全員がグリーンにオンした後に抜かれたピン(旗竿)は、最初にホールアウトした人が持ち、最後のプレーヤーがホールアウトすると同時に差して次のホールに向かうのが“当たり前”だった。
しかし、ピンを差したままパットをしてもよくなったことで、その手間が消滅。最初にホールアウトしたプレーヤーは、最後のプレーヤーがホールアウトするまで“空き時間”が生じることとなった。ロングパットを寄せて“お先”をした場合などに突如生まれたこの時間、ゴルファー諸兄姉はどう過ごしてる?
グリーン上の空き時間、どう使ってる?
ちなみに、千葉県の某ツアー競技も開催するゴルフ場に聞いたところ、キャディの仕事は明確に減るため、空いた時間を利用してグリーンの補修をするよう指導しているとのこと。「風が吹くと桶屋が儲かる」ならぬ「ピン差したままだとグリーンが良くなる」状態。
いずれにせよ、せっかく生じた小さな空き時間、有効に活用したいものである。