マスターズ初日が終わった。現地で取材するゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎は、初日の注目選手として首位に立ったブライソン・デシャンボーを挙げる。吉田の目の前で放たれた、ゴルフの科学者の驚くべき1打に迫る。

マスターズ初日、午前中は松山英樹選手とタイガー・ウッズの組を中心に、午後はそれに加えてブルックス・ケプカの組、ブライソン・デシャンボーの組など、気になる選手のプレーをチェックしてきました。

まず松山選手ですが、今日は1番ホールでティショットを右のバンカーに入れてボギー。2番も右のバンカー、3番は右の林、4番も右手前のバンカーと、ティショットに苦労していました。しかし、5番では一転、ナイスショットをふたつ続けてバーディを奪うなどいいプレーもありました。

いい球、悪い球の落差が激しいように見えましたが、そこは経験と実績のある選手。ラウンド後の練習できっちり修正し、まずはしっかりと予選を通過してもらいですね。

優勝候補の筆頭に推されていたロリー・マキロイは序盤のプレーを見ましたが、どうも噛み合っていません。2アンダーにまとめたタイガー・ウッズも、決して悪くはないけれど、キレキレという風にも見えませんでした。どちらも明日以降、エンジンを全開にしてくるのでしょうか。

画像: 初日6アンダーと首位タイと好調な様子のデシャンボ―。そのショットはキレていたが、ショットの「跡」もすごかった(写真/Getty Images)

初日6アンダーと首位タイと好調な様子のデシャンボ―。そのショットはキレていたが、ショットの「跡」もすごかった(写真/Getty Images)

この日印象的だったのが、ゴルフの科学者、ブライソン・デシャンボーのプレーでした。前日はパットのストロークの幅を定規で測るなど、彼らしい調整を行なってパトロンの注目を集めていましたが、目の前で見てすごいと感じさせられたのが17番のセカンドショットです。

そこまでアンダーパーで来ていた金谷拓実選手がフェアウェイからのセカンドをグリーン奥に外してダボにするなど、少しのミスが大怪我につながる難ホールの17番、デシャンボーはティショットを右の林に打ち込んでしまいます。

そこからスライスをかけてグリーン奥に運び、3打目でのチップインバーディにつなげるのですが、そのセカンドショットを運良く真後ろから見ることができました。

すごかったのは、打った後の「跡」です。それは長さ約15センチ、横幅は10センチ。ほぼ“真四角”といっていいほどの、長方形をしていました。

縦幅15センチもすごいですが、10センチの横幅がすごい。この形状は、フェースの幅全体を使ってフェース面を変えずに振り抜いてフェードを打ったことを示しています。ゴルフの科学者と呼ばれるデシャンボーですが、ターフまで計算してとっているかのようです。

マスターズに有利とされるドローが持ち球のデシャンボーですが、状況に応じてフェードも打てるのは強み。メジャー初制覇はあるか、楽しみですね。

上位にはそのデシャンボーにメジャー2連勝を狙うケプカ、さらに48歳のミケルソンが1打差で続きます。明日は一体どんな展開になるのでしょうか。明日もまた、レポートをお届けしたいと思います。

画像: ザックリしない!最も簡単なアプローチの打ち方 ~HARADAGOLFで上手くなる~ youtu.be

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