劇的な復活優勝を挙げたタイガー・ウッズ。その手に握られていたのが、テーラーメイドがタイガーのために作ったマッスルバックアイアン「P・7TW」だ。日本でも間もなく限定で販売されるが、それに先駆け東京・新小岩のゴルフスタジオ「PGST」はいち早くこの限定発売されたクラブを入手したと聞いて、早速話を聞いてみた!
「久々にこんなに見た目がきれいでカッコいいシャープなアイアンを見ました」というのは、PGSTでインストラクターを務める堀口宜篤。ギアにも造詣の深い堀口だが、“タイガーのアイアン”の精悍なシェープに一目惚れしてしまったようだ。
「タイガーが使うのと同スペックということですが、決して小さすぎることはなく、むしろ難しすぎない印象です。番手間のヘッドの見え方の流れもいいですし、一般に見え方のギャップが生じやすい7番と8番のつながりも非常にスムーズです」(堀口)
実はこのアイアン、バックフェースにタングステンのウェートが埋め込まれている。「それによりヘッドの重心が低くなり、実際に打っても難し過ぎないではないか」と堀口は分析する。
タイガーが普通に8番を打つと162ヤード飛ぶというこのアイアン、そのキャリーが出せるかどうかは別として、必ずしも「タイガーでなければ扱えない」シロモノというわけではなさそう。
テーラーメイドの公式サイトによれば、日本での発売は5月24日予定。価格は3I-PWの8本セットで税抜き26万円と高額だが、予約の受付はすでに終了し、発売を前にしてすでに「在庫切れ」状態になっている。発売されたら“争奪戦”になりそうだ。