小澤:凄くキレイですよ! フィニッシュで左に乗りやすくないですか? フィニッシュの形が前と違います。
柴田:本当ですか!
小澤:テークバックで体重を右に乗せ過ぎると、右足の残ったままインパクトをしてしまったり、一生懸命戻さなきゃと体を突っ込ませてきて上から叩いたり、もしくはそれを嫌がってすくい打ちになったりと、そうやって迷宮入りをしてしまうんですよ。
柴田:あ~あ、なりますね。
小澤:ですから、テークバックの時の体重は「落ち着いた」イメージでいいと思いますね。
柴田:あ~、目からウロコ! いやいや、イイこと聞きました。
ダウンスウィングの体重移動が身につく「ハの字体操」を伝授!
小澤:次に、ダウンスウィング側の体重移動なんですが、インパクトに向けて左に乗っていきますよね。その時に、「インパクトの力強さを体感できる体操」があるので、それも是非、覚えていってください。
柴田:やりたいやりたい!
小澤:ハァ~イ! ではクラブは持たずに。
【1】クラブを持たずにアドレスをとります。
【2】最初に腕は肩幅くらいに開きます。
【3】テークバックで腕を上げていき、左腕が水平になった時に、その左腕に対し右腕が80度くらい開いた感じがトップの位置です。
【4】トップから、ちょっと左足に乗っていきながら、インパクトで両腕が体の正面で「ハ」の字になるような感じで腕を振っていきます。
【5】インパクトはパワーを下に向け、腕をパッ! として「ハ」の字を作る感じです。
柴田:うんうん。
小澤:インパクトで左足に乗った時に、体をターンさせることなく、体の正面でインパクトをするイメージが大事です。
柴田:なるほど。パッ! パッ! パッ! 確かに、インパクトのイメージが出来るというのはすごく大事かなと思いますね。「ココ!」というタイミングが分かるのはいいですね。
*
柴田:いやぁ、先生、いろいろレッスン、ありがとうございました。僕は今、まだ100前後のプレーヤーですけど、90、80台も見えてくるかなって実感しましたね。
小澤:あれぇ、ベストスコアは?
柴田:78です。
小澤:ということは70台をまた目指して頂けるかなと思いますよね。
柴田:いやいや、体がもたないっす。ということで、また練習をしてきて、新しい悩みがまた出てきたら先生に相談しに来ますので。その時はまたよろしくお願いします。
小澤:ハァ~イ! よろしくお願いしまぁ~す♡
協力/ヒルズゴルフアカデミー