プロゴルファーの一番大事な仕事道具でもあるゴルフクラブとボール。これにこだわるのはプロとして当たり前のことだが、それ以外にもゴルフにおいて必需品となるアイテムは多数存在する。やはりプロゴルファーたるものそういうアイテムにもとことんこだわっているのだろうか。本人たちに聞いてみた。
意外⁉ 特にこだわっていないというプロも
クラブやボールにこだわるのは当然として、最終日には必ず赤と黒のウェアで戦うタイガー・ウッズ、キャップでもサンバイザーでもなくハンチング帽をかぶるブライソン・デシャンボーなど、自分が使うものには事細かにこだわっているイメージがあるプロゴルファー。いま勢いにのっている若手女子プロたちは、どんなものにこだわりを持っているのか、聞いてみた。
まずはQTランキング21位、リランキング4位でレギュラーツアーにほぼフル参戦、賞金額は3000万円超で来年の賞金シードもほぼモノにしている吉本ひかる。
「クラブとボール以外でこだわっているものですか……うーん、難しい」(吉本)
と意外や意外、すぐには出てこない。
「ウェア選びは毎回結構悩んで決めていますが、最終日は何色とかはあえて決めないようにしています。決めてしまうと変なジンクスができてしまいそうで。ずっと同じ周り(アウトソール)が硬めのシューズを履いてはいますが、『硬めのほうが好きかも』って思い始めたのは最近ですね(笑)」(吉本)
続いては、QTランキングは103位ながら限られた試合で成績を残し今季トップ10が5回でリランキング14位の稲見萌寧。