お笑い芸人・アンタッチャブルの柴田英嗣が、美女プロ小澤美奈瀬に弟子入り! ワンランク上のゴルファーを目指す今回のシリーズ、その第四回目のテーマはスタート前にできる「飛距離アップ体操」を紹介。

スタート前に体をほぐして飛距離アップ!

小澤:みなさんこんにちは、USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です! 今回はアンタッチャブルの柴田さんをお迎えして、飛距離アップ体操をしていきたいと思います。

柴田:飛距離アップの体操というのがあるんですね。

小澤:はい。飛距離アップに欠かせない、股関節の可動性。肩とか首の柔軟性。腹斜筋の伸張性といったところに重点を置いてやっていきたいと思います。

まず、クラブ(ミドルかショートアイアン)を左手で持ち、ヘッドを地面に着けて杖のようにします。そして、左足を軸足にして、右足を振り上げていくのですが、ここで股関節の柔らかさを出していくために、前後に高く振り上げていきます。足を高く前後の振り上げることで、バランス感覚と股関節の柔軟性をアップさせることが出来ます。これを8回やってください。

画像: どちらか一方の足を軸足にして、もう片方の足を前後に振り上げよう。クラブを杖代わりしてオッケーだ

どちらか一方の足を軸足にして、もう片方の足を前後に振り上げよう。クラブを杖代わりしてオッケーだ

柴田:ハァ、ハァ、バタ、バタ。

小澤:そうしたらクラブを左手に持ち替えて、今度は右足を同じように8回、振り上げていきましょう。

柴田:はい。

小澤:次に、同じように左手でクラブを杖にして、右足を真横に右から左へと振り上げていきます。これも、股関節が柔らかくなるように、高く、高く、上げていきましょう。そして、これも8回やったらクラブを右手に持ち替えて、左足も、真横に左、右と8回、振り上げていきます。

画像: 次は前後でなく左右に振り上げてみよう

次は前後でなく左右に振り上げてみよう

柴田:これは朝イチに、ラウンドの直前にやると、ティショットは飛びますかね。

小澤:イイと思いますよ。もう「ヒューン!」と飛ぶと思いますよ。

柴田:ほんとかよ。長嶋監督か!

小澤:次に、肩の柔らかさを出していきましょう。最初に胸の前で両肘を真横に張り、左手を上に、右手を下にして両手をクラッチします。この状態で肩を(水泳のクロールのように)前回しをしていきます。これも8回やったら、今度は、逆の(水泳のバックストロークのように)肩を後回ししていきます。

画像: 両肘が張るように胸の前で両手を握った状態で肩を回していく。前回し、後ろ回しをそれぞれ8回ずつ行おう

両肘が張るように胸の前で両手を握った状態で肩を回していく。前回し、後ろ回しをそれぞれ8回ずつ行おう

柴田:肩甲骨が動くわ、コレ。

小澤:そうです。ゴリゴリいいますよね。

柴田:肩甲骨を意識して動かすぞ! ってやるとイイんですかね。

小澤:はい。素晴らしいです! では次に、今度は両手でクラブの両端側を持っていただき、それをバンザイをするように頭の上に持ち上げていきます。この状態からグーっと右に倒していきます。この時に、左側の脇腹辺り(腹斜筋)が伸びていることを感じてください。充分に感じたら、今度は体を反対側に倒していきましょう。同じように右側の脇腹を伸ばしていってください。これは左右4回ずつくらいやってみてください。

画像: クラブの両端を持ちバンザイの要領で上に持ち上げる。その体勢のまま体を横に倒そう

クラブの両端を持ちバンザイの要領で上に持ち上げる。その体勢のまま体を横に倒そう

柴田:朝、体操をすると目も覚めるからいいですよね。

小澤:そうですね。そのままラウンドをするということになると、体が寝たままスウィングをしている状態で、パフォーマンスは出せません。練習場で少しでも球を打つことも大事ですし、それができないときは、こうやってストレッチをやってからスタートしていくとイイと思いま~す。

柴田:クルマで連れていってもらうと、クルマでも寝ちゃって、クラブハウス着いて、「あ、もうスタートなの?」ってことになるじゃないですか。そういうときは、ちょっと、こういうのをやるといいですよね。

小澤:けが防止のためにも必要かなと思います。さて次は、さっきと同じようにクラブの両端側を持って、今度は胸の前で水平の高さで保った状態で、体を右・左、右・左と回転させていきます。この時に、足をあまりバタバタと動かさないで、上半身と下半身の分離も意識をしていきながら、グーっと伸ばして捻転を作っていきます。

画像: 胸の前でクラブの両端を持ち、前に突き出すように持つ。クラブの高さが変わらないように体をツイストさせよう

胸の前でクラブの両端を持ち、前に突き出すように持つ。クラブの高さが変わらないように体をツイストさせよう

小澤:そうしたら今度は、クラブを同じような形で持ったまま、体を前屈していきましょう。グーっとクラブを下していくと、体の裏側(お尻、ハムストリング、ふくらはぎ)の部分が張るように刺激を入れていきましょう! あ、柴田さん、柔らかいですね。

画像: クラブを持ちながら前屈。柴田さん、体柔らかっ!

クラブを持ちながら前屈。柴田さん、体柔らかっ!

柴田:えっ⁉ そうですか?

小澤: 素晴らしい!

小澤:では今度は、そのまま体を後ろにグーっと反らせます。

柴田:はーい。

小澤:は~い♡

画像: 前屈のあとは、続けて体を後ろに反らせてみよう

前屈のあとは、続けて体を後ろに反らせてみよう

――パキッ!

小澤:あ、パキっていった。

柴田:先生、大丈夫ですか?

小澤:ウフフフ、ハハハ。

柴田:先生がパキパキいってるじゃないですか。

小澤:は~い(笑)、最後は首をやっていきましょう。体を正面に向けたまま、首だけを右の真横に向けていきましょう。首の中心(男の人は喉ぼとけの下)に右手の人差し指を付けておき、肩から下の身体全体が一緒に回ってしまわないようにしてくださいね。これは、急ぐ必要がないですから、ゆ~くりと8回くらい、右、左と首を回してみてください。

画像: 最後は首周りのストレッチ。首だけを動かす意識を持つために、首の中心を指で押さえておくとわかりやすい

最後は首周りのストレッチ。首だけを動かす意識を持つために、首の中心を指で押さえておくとわかりやすい

柴田:あ、でもなんか、体がポカポカ温かくなってきましたよ。

小澤:ほぐれてきましたか♡ じゃあ今までやった体操を、通してやっていきましょう! みなさんも、ラウンド前にぜひ取り入れてみてくださいね!

撮影協力/104ゴルフアカデミー 衣装協力/ブリヂストンゴルフ

画像: アンタッチャブル柴田がやってみた!ラウンド前の5分で出来る「飛距離アップ体操」~小澤美奈瀬~ youtu.be

アンタッチャブル柴田がやってみた!ラウンド前の5分で出来る「飛距離アップ体操」~小澤美奈瀬~

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.