朝イチのティショットがまさかの空振り。ティアップが低かったので高く差し直して2打目を打とうとしたところ、1打罰を指摘されてしまった! これってどうなるの?
「朝イチのティショットは、何度プレーしても緊張するわね。さあ、今日も落ち着いていくわよー!」
ブーーーン!!「うそでしょ、気合入れて振ったのに。まさかの空振りなんて……! やっちゃったわ~」「ドンマイ、ドンマイ!」
「次こそ、ちゃんと打ちたいわね。う~ん、さっきのはもしかしたらティアップが低かったのかも! もう少し高めに差し直して……と」
空振りした後にティの高さを変えたらどうなる?
朝イチのティショットで緊張からか、まさかの空振り。ティアップが低かったので、高く差し直して2打目を打とうとしたところ、同伴者から1打罰を指摘されてしまった。新ルールになって、空振り後にティアップの仕方を変更してもよくなったことを主張したが……。
正解は、「無罰」。旧ルールでは、空振り後にティアップの高さを変えるとインプレーの球を動かしたことで1打罰が科せられた。しかし新ルールでは、インプレーの球がストローク後にティーイングエリア内にある場合(ティアップした球を空振りするなど)、罰なしに球を動かしたり、再度ティアップすることができるようになった(規則6-2b)
週刊ゴルフダイジェスト2/11号「ゴルルとルール2020」より(監修・小山混、撮影・岡沢裕行)