パー3のティショット。アドレスを取ったところで、ディボット跡が気になってしまった。そこで目土をして地面を均したところ、同伴者からライの改善を指摘されてしまった……!
パー3のティショット。「さぁ、このホールはニアピン取るわよ。距離ヨーシ、方向ヨーシ……って、ちょっと待って」
「ティアップしてアドレスを取ったものの、ボール後方のディボット跡がどうも気になるわね……」
「うーん、どうしようかな。あ、そうだ! イイこと考えた。先に目土しちゃえばいいんだわ」
ティショットを打つ前にティアップした球の近くのディボット跡を修復した。どうなる?
パー3ホールでティショットを打とうとアドレスを取ったところ、球のやは後方にあるディボット跡が目土されずに削れらたままになっているのが気になってしまう。そこで、打つ前に目土をして地面を均したところ、同伴者からスウィング区域の改善を指摘されてしまった。
正解は、「罰なし」。プレーヤーは、ストロークを行う前に、ディボットをディボット跡に戻したり、穴や窪み、起伏のある綿をなくしたりすることによって、ストロークに影響を及ぼす状態を改善してはならない(規則8・1)。ただし、ティーイングエリアにおいては、砂やバラバラの土を取り除いたり、押し付けるなどして、地面の状態を変えることは認められている。
週刊ゴルフダイジェスト4/14号「ゴルルとルール。2020」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)