ピンまで残り30ヤードの花道からのアプローチ。緊張からかザックリ! 次のショットを打つ前に、削った地面をならしていたところ、同伴者からライの改善を指摘されてしまった。
画像: 「このくらいの距離、苦手なんだよな~」

「このくらいの距離、苦手なんだよな~」

3打目は、残り30ヤードの花道から。「このくらいの距離が、一番苦手なのよね……。なんだか緊張しちゃうな」

画像: ザクッ!!

ザクッ!!

「あーーーー!! やっぱりやっちゃった。ボールのはるか手前をザックリ……」

画像: 「もう嫌だ~!」「ドンマイ、ドンマイ」

「もう嫌だ~!」「ドンマイ、ドンマイ」

「次は4打目かぁ……。このまま打つのは、ますます嫌だから。ちょっと芝を直しておこうかな」

画像: トントン……。「ちょっと、それはダメよ!」

トントン……。「ちょっと、それはダメよ!」

ザックリして球は止まったまま。次打を打つ前に削った地面を直すことは認められる?

3打目はピンまで残り30ヤードの花道から。アプローチが苦手なせいか、緊張からボールのはるか手前にヘッドが刺さるミスをしてしまう。続く4打目を打つ前に、削った地面をクラブでならしていたところ、それを見た同伴者からライの改善を指摘されたが……。

  • 認められる
  • 認められない
  • 認められる
    51
    1161
  • 認められない
    49
    1134

正解は、「認められない」。ストロークに影響を及ぼす状態がプレーヤー以外の人、または動物、人工物によって悪化した場合、できる限りほぼ同様の状態に復元することができる。ただし今回のように、ストロークに影響を及ぼす状態がプレーヤー自身によって悪化した場合、悪化した状態を改善してはならない。改善した場合は2打罰を受ける(規則8-1d)。

週刊ゴルフダイジェスト5/26号「ゴルルとルール2020」より(監修・小山混、撮影・姉崎正)

画像: プロでも起こるアプローチのザックリ・トップ。どうやって直せばいいの?~鈴木真一~ youtu.be

プロでも起こるアプローチのザックリ・トップ。どうやって直せばいいの?~鈴木真一~

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