猛暑日のラウンド。ティショットを打つ際にあまりの暑さで汗が止まらず、汗をかいた手でグリップが滑ってしまいそうだったので、持っていたタオルをグリップに巻いてスウィングしようとしたところ、同伴者から指摘されてしまった!
スタートホールのティーイングエリア。「今日は本当に暑いわね~」「35度なんですって! 汗が止まらないわ」
「気合を入れて、朝イチのティショットはキメたいな。でも、この暑さで手にも汗をかいてしまって、なんだかグリップが滑りそうだわ」
「そうだ、こうすればいいんじゃない?」手が滑らないように、持っていたタオルをグリップに巻いて打とうとしたところ……。
手の汗でグリップが滑るのを防ぐために、タオルを巻くことは認められる?
35度を超える猛暑となったこの日。ティショットを打とうとしたが、あまりの暑さに汗が止まらず、手にも汗がびっしょり。そこでグリップが滑らないように、持っていたタオルを巻いてスウィングしようとしたところ、同伴者から慌てて止められてしまった!
正解は「認められる」。
クラブを握る上で、手の位置やグリップ力に不当な援助を与える用具を使用することは認められていない。ただし、用具規則に適合する単純な手袋を使用すること、松脂、粉やほかの保湿剤、乾燥剤を使用すること、グリップのまわりにハンカチやタオルを巻くことは認められており、異常な用具の使用にはならない(規則4・3a)。
週刊ゴルフダイジェスト7/7号「ゴルルとルール。2020」より(監修・小山昆、撮影・岡沢裕行)