ラフからのアプローチ。カラーにあった同伴者の球が気になってしまった。これってマークして拾い上げてもらうこと、できるんだっけ?
画像: 「ちょっと当たりが薄い……。お願い、届いて!」

「ちょっと当たりが薄い……。お願い、届いて!」

池越えのパー3。「いいところに付けておきたいけど、ちょっと当たりが薄いかも……。お願い、届いて!!」

画像: 「あなたも少し足りなかったわね」「パターで打てるし、パーは狙えるかな?」

「あなたも少し足りなかったわね」「パターで打てるし、パーは狙えるかな?」

「私のボールは、やっぱりちょっと距離が足りなかったから、ラフだわ。あなたはカラーから打てるわね!」

画像: 「あのボール、気になるわね」

「あのボール、気になるわね」

「しっかり寄せておきたいけど、カラーにある同伴者のボールがどうも気になるわね……」

画像: 「そのボール、マークして拾い上げてくれない?」「え! グリーンじゃないのでダメだと思いますよ」

「そのボール、マークして拾い上げてくれない?」「え! グリーンじゃないのでダメだと思いますよ」

グリーン手前からアプローチを打つ際、グリーンのカラーにある同伴者のボールが気になる場合、マークして拾い上げてもらうことはできる?

パー3で惜しくもワンオンを逃した2人。ラフからのアプローチになったが、カラーにあった同伴者のボールが気になったため、「マークして拾い上げてほしい」と要請。しかし同伴者からは「グリーンに乗っていないのでペナルティになるのでは?」と反論されてしまった。

  • 拾い上げられる
  • 拾い上げることはできない
  • 拾い上げられる
    64
    1747
  • 拾い上げることはできない
    36
    1003

正解は、「拾い上げられる」。
コース上にある別のプレーヤーの球がプレーヤー自身のプレーの障害となる場合、プレーヤーはその球の箇所をマークして拾い上げることを要請することができるが、その球は拭いてはならず、元の位置にリプレースしなければならない。またその際、ストロークプレーであればそうする代わりに先にプレーすることができる(規則15・3b)。

週刊ゴルフダイジェスト9/29・10/6合併号「ゴルルとルール2020」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)

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