求めるのは、イメージしたとおりの弾道がすぐ出せるクラブ
クラブへのこだわりは人一倍強いという池田勇太。
「クラブのことは詳しくないけれど、フィーリングが合えばそれでOK、と言うプロもいますが、僕は違う。感覚派ではあるけれど、クラブが大好きで知りたがりだから勉強もするし、形状や構えた感じ、クラブの特質を頭のなかにインプットして、こういう球が出るだろうな、とイメージしたとおりの弾道がすぐ出せるクラブを求めます」
そんな池田のおメガネにかなったのが、ヨネックスの「EZONE CB301」。一見市販のものと変わらないのは、「アマチュアの方も僕が使っているクラブを使ってもらいたいから」。
だがもちろん、市販品とは細部が違う。たとえばソールの形状はクラブの抜け=パフォーマンスに直結するだけにどこを高くどこを低く削るか微調整が欠かせない。
「昨年と違うのはユーティリティを抜いて3番アイアンを入れたこと。スチールカーボンを挿してますがやさしく打ててユーティリティと同じ距離が出せる。最近はクラブの進化がすごいから頭を柔軟にしてセッティングもどんどん変化させていくことになりそうです」
こだわりのクラブとともに目指すのは、あと4勝と迫った永久シードだ。
週刊ゴルフダイジェスト10/20号「pro's spec」より。
【池田勇太の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、フジクラ VENTUSブラック 7、硬さ:X)
3W:テーラーメイド SIM MAX(14度、ディアマナ BF-70、硬さ:TX)
3I:ヨネックス EZONE CB701(NSプロ プロトタイプ、硬さ:X)
4I~PW:ヨネックス EZONE CB301(NSプロ プロトタイプ、硬さ:TX)
AW:タイトリスト ボーケイフォージド(50度、NSプロ プロトタイプ)
AW:タイトリスト ボーケイ SM8(54度、NSプロ プロトタイプ)
SW:タイトリスト ボーケイ SM5(60度、NSプロ プロトタイプ)
PUTTER:ヨネックス プロトタイプ