雨上がりのラウンド。グリーンオンした球をマークして拾い上げたところ、泥が付いていたのでグリーンの芝にこすり付けて泥を落とした。すると同伴者から、ルール違反を指摘されてしまった!
画像: 「お! いい感じ♪」

「お! いい感じ♪」

雨上がりのラウンド。パー4のセカンドショットは、方向も距離もバッチリ。「これ、いいんじゃない?」「ナイスオンで~す!」

画像: 「やった、バーディチャンス!」

「やった、バーディチャンス!」

「いいところに付けられたわ。ここはバーディを獲りたいところ。ん? ボールに泥がついているわね……」

画像: 「これは結構曲がりそうね……」

「これは結構曲がりそうね……」

ラインを読みながら、マークをした後、ボールに付着した泥を芝にこすりつけて落としていたら……。

画像: 「ねぇ、今のグリーン面のテストですよね?」「えっ? そんなつもりじゃないのに……」

「ねぇ、今のグリーン面のテストですよね?」「えっ? そんなつもりじゃないのに……」

球に付着した泥を落とすために球をグリーンにこすり付けたらどうなる?

雨上がりでセルフプレーとなったこの日。パー4の2打目で見事グリーンをとらえたが、マークをして球を拾い上げようとしたところ、球に泥が付いているのを発見。そこで球をグリーンの芝にこすり付けて泥を落としたところ、同伴者からルール違反を指摘されてしまった。

  • グリーン面のテストで2打罰
  • 罰打なし
  • グリーン面のテストで2打罰
    47
    1934
  • 罰打なし
    53
    2164

正解は、「罰打なし」。
プレーヤーはパッティンググリーンや目的外グリーンをテストするためにグリーンの芝をこすったり、引っ掻いたりすること、球を転がすことは禁止されている(規則13・1e)。ただし、今回のように球に付いた泥を落とすためにパッティンググリーン面にその球をこすり付けることは違反にならない(オフィシャルガイド)。

週刊ゴルフダイジェスト11/10号「ゴルルとルール。2020」より。監修・小山混、撮影・加藤晶

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