ティショットはフェアウェイど真ん中。2打目を打つ前に球の近くにあったディボット跡を目土したところ、アドレス時に足がかかってしまった。同伴者からはライの改善を指摘されたけれど……。
画像: 「フェアウェイど真ん中のいい位置ですね」「ありがと~」

「フェアウェイど真ん中のいい位置ですね」「ありがと~」

ティショットはフェアウェイど真ん中に。「いい位置にありましたね!」「ありがと~」

画像: 「あら、こんなところにディボット跡があるわ」

「あら、こんなところにディボット跡があるわ」

よく見ると、ボール付近にディボット跡があることに気がついた。「忘れないうちに目土しておこうっと」

画像: 「これでよし!」

「これでよし!」

「目土部分を足でしっかり踏んで……。これでよし!」「さすが先輩、マナーも最高ですね!」

画像: 「足が目土にかかるけど……。よーし狙うわよ」「ちょっと、ダメですよ!」

「足が目土にかかるけど……。よーし狙うわよ」「ちょっと、ダメですよ!」

アドレス前に球の近くにあったディボット跡に目土をしたが、アドレスすると足がその上にかかってしまう。こんなとき、どうなる?

2打目地点の球の近くでディボット跡を発見。ショットの前に目土をしたが、アドレスをとると左足がその目土の上にかかってしまうのを見て、同伴者がルール違反を指摘。「コース保護のための目土はいつでもしていいはずよ」と反論したが……。

  • 罰打なし
  • スタンス区域の改善で2打罰
  • 罰打なし
    72
    1399
  • スタンス区域の改善で2打罰
    28
    543

正解は、「スタンス区域の改善で2打罰」。
プレーヤーはストロークに影響を及ぼす状態が改善されてしまう場合、穴、窪み、起伏がある面をなくすことは禁止されている(規則8・1a)。今回のようにスタンス前に目土をして、それが足にかかる場合も罰打の対象になる。また状態を改善時点で罰打の対象になり、元の位置に復元しても罰打を免れることはできない(オフィシャルガイド)。

週刊ゴルフダイジェスト12/1号「ゴルルとルール2020」より。監修/小山混、撮影/岡沢裕行

This article is a sponsored article by
''.