プロみたいなカッコいいアドレスができない。それって力を出せるポジションで構えられていないから。稲見萌寧の賞金女王をサポートした小楠和寿トレーナーに普段からできるストレッチに続き、ゴルフに役立つ簡単トレーニングを教えてもらった。

「力を出せる正しいアドレスで構えるには、股関節の中心に重心を置くことが重要です。その感覚をつかめる壁を使ったスクワットをやってみましょう」(小楠トレーナー、以下同)

画像: (画像A) 壁に指先をつけたまま顔を上げてスクワットをすることで正しいアドレスの姿勢が身につく

(画像A) 壁に指先をつけたまま顔を上げてスクワットをすることで正しいアドレスの姿勢が身につく

両腕を伸ばし、指先で壁をタッチしながら顔を上げてひざを曲げ伸ばしすることで、正しい姿勢を保ったままスクワットすることができると小楠トレーナー(画像A)。

画像Bのようにかかとに重心がかかり過ぎたり、頭が前に出てしまうと、アドレスのときもプロのようなカッコいいアドレスが作れないというわけだ。呼吸を止めずに、無理のない範囲で5〜10回程度やってみよう。

画像: (画像B) かかと寄り重心(左)や頭が前に出たつま先寄りの重心(右)はNG

(画像B) かかと寄り重心(左)や頭が前に出たつま先寄りの重心(右)はNG

指先を壁にタッチしたままスクワットすることで、股関節の中心に重心を置くことができ、その感覚を持ってアドレスすることで、動きやすく、力を出しやすい正しい姿勢を取れるようになると教えてくれた(画像C)。

画像: (画像C )正しい姿勢のスクワットをイメージしながら前傾して構えることが大切(左)

(画像C )正しい姿勢のスクワットをイメージしながら前傾して構えることが大切(左)

さっそくやってみよう!

取材協力/J's sports body

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