ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることをひとつずつ紹介する!

「どこでプレーするか」より「誰とプレーするか」。
「どんなコースでプレーするか」より「どんなメンバーでプレーするか」。

その日のラウンドが最高に楽しい一日になるか否かはどんなプレーヤーと回るか、ということに大きく左右されてるのではないでしょうか? せっかく楽しみにしていたラウンドが、残念な同伴プレーヤーのおかげで台なしに。これはもう本当に悲しい事態です。

では一緒に回って楽しいと思われるのはどんなゴルファーか?
もう一度回りたい、と思って貰えるのはどんなゴルファーなのか?
皆さんがゴルフに誘いたいと思うのはどんなゴルファーですか?

今回はそんなテーマで考えていきたいと思います。

自分の場合、まず絶対条件なのは、約束、時間をしっかり守る人。当日の集合はもちろん。事前の段取りでも、幹事や取りまとめをしてくれている人に迷惑をかけず、当日の朝、コースで顔を合わせるまでストレスを感じさせない人。もし不測の事態で遅刻することがあっても、その後のフォローがしっかりできる人。

画像: また一緒に回りたい! 次も誘われる「グッドゴルファー」になるためには?

また一緒に回りたい! 次も誘われる「グッドゴルファー」になるためには?

この辺をおろそかにしている人が同じ組だと、カートにバッグが積まれるまで安心できないし、余計なことに神経を使ってしまうので、ツライです。

次に勘弁して欲しいのは、「とにかくマイペース」というタイプ。ラウンド中はほぼ自身のプレーに没頭し、他人のプレーには目もくれない。こういうタイプはどんどん自分のボールの地点まで先行してしまったりするし、当然同伴プレーヤーの球探しに参加することもない。

ゴルフで「一緒に回る」というのは、ただ同じ組でプレーするということではないと思うのです。お互いのショットをしっかり見届け、よいショットには賛辞を送り、ミスショットは見てみないフリをし、不運な出来事があれば時には慰め、時には一緒に悲しむ。余裕のないビギナーの方の場合は難しいかと思いますが、自分のプレーだけでなく、同伴プレーヤーのプレーをしっかり見届けるようにして欲しいものです。

もう一つ、私が気にかけているのは、その日のラウンドの目的や、その組における自分の役割をしっかり認識しておく、ということです。例えば、自分のメンバーコースにビジターを連れて行った、という場合だと、そのビジター達の言動やマナー違反などはメンバーの自分が責任を持つことになります。後続組に迷惑をかけないよう、プレーの進行にも気を遣いながらのプレーになります。

また、「今日は誰々と誰々は初対面だから、場が和むまで自分が間に入ってあげよう」などと、その組全体の雰囲気作りにも心を配るようにします。ウェアのチョイスもその日の自分の役割を考え、「今日は年配の方ばかりだから自分もおとなしめの色合いを選ぼう」。などと、極力「場にそぐわない」ということがないように気を配りますす。

ほかにも、例えばその組の中で、自分以外はそのコースが初体験、なんていう場合、これはもう、「今日は半分キャディ役」と割り切り、案内役に徹底してしまいます。

こんなことばかり考えていては自分のプレーを楽しめない。と思う方も多いかと思いますが、自分としてはこうした事に気を配っているラウンドのほうが、自分のプレーで頭がいっぱい、という時より良いプレーが出来ることが多い。という気がしています。回りに気を配ってプレーすることで、自然と周囲を観察する余裕みたいなものが生まれているのかも知れません。

いろいろと書いてきましたが、要は自分以外のプレーヤーに迷惑をかけない、ということが大前提。誰かと一緒にプレーする、という時は、その組全体の進行など、じつは自分のスコアやプレーより優先すべきものがある。一度そんな意識を持ってプレーしてみて頂けたらと思います。

それがきっと「グッドゴルファーへの第一歩」になるかも知れません。

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