カッコいいのに飛んでやさしい! インプレス「UD+2」の飛びを受け継いだヤマハ インプレス「DRIVESTAR」。その実力はホンモノなのか? クラチャンクラスのトップアマがコースで確かめた!
「みんなのゴルフダイジェスト」でもたびたびレポートしてきた、ヤマハ「inpres」のニューモデル「DRIVESTAR」のドライバーとアイアン。大きな飛距離にアスリートゴルファーも満足するシャープなフォルムでいま売れているゴルフクラブのひとつだ。
その実力はいかがなものか、そして本当に競技志向のゴルファーも納得する性能に仕上がっているのか? クラブチャンピオン2名をゲストに実際にコースで検証してもらった。
舞台となったのは日本女子ツアー「スタンレーレディスホンダ」が終わったばかりの静岡県・裾野市にある東名カントリークラブ。
「みんなのゴルフダイジェスト」中村修プロをナビゲーターに東名CCの2019、2020年のクラブチャンピオン・安藤英俊さん(60歳、ヘッドスピード41m/s)、2022年のクラブチャンピオン・井口学さん(51歳、ヘッドスピード47m/s)を招いて試打テストをおこなった。
まずは練習場で弾道計測器「トラックマン」を使って飛距離を計測。安藤さんにはカーボンシャフト「SPEEDER NX for Yamaha M423i」装着モデルの9番アイアンからテストしてもらった。
「構えやすくて方向性が取りやすい」という安藤さんは、飛距離162ヤードを記録。見ていた井口さんも「球が強い」といつもとは違う仲間の飛距離に驚いた様子だ。
続いて井口さんがスチールシャフト装着モデルを試打。「球が上がりやすくて高い」というショットはなんと飛距離182Y! 間違いのないようにいうが9番アイアンの飛距離だ。「すごいな。めちゃくちゃ飛びますね」と初めてのぶっ飛びアイアンに驚きを隠しきれない。
「グースがそんなにありすぎず、フェースも小さすぎず、大きすぎずいい感じ。打感は鍛造アイアンと変わらないのに、球は強くてびっくりするほど上がる」(井口さん)
続いて7番アイアンを試打した二人。
飛距離181ヤードに驚く安藤さん。
「普段7番アイアンで150~170Yなのでビックリです」。続く井口さんは199ヤードを記録。そばで見ていた中村プロから「吹き上がっている感じもしないし、いい飛び方をしている」と言われると、
「200ヤード近い? 本当ですか? 自分のアイアンより打ちやすくて安心して狙っていけます。普通のアイアンのように見えるのにあの高さがでて飛ぶなんて」と手ごたえを感じていた。
安藤さんも「いつもより弾道が高いね。ポーンと高さが出ている」と笑顔で弾道を見守るのだった。
そしてさらに2人には興味があるというドライバーを飛距離を計測しながらテスト。
安藤さんは10.5度のSRを試打した。
「構えやすいいい顔でしなやなイメージ」と言って打った弾道の飛距離は244ヤード!
「飛んでますよ、ヒデさん! 久しぶりにヒデさんの強い球見た」と井口さんの口元もゆるむ。
「いつもより10~20は飛んでいるかな。軽くてパチンとつかまる感じが自分的にはよかった」(安藤さん)
続く9度のSを使った井口さんは飛距離281ヤードをマーク。
「ストレートで構えやすい。吹き上がるかと思ったら強い球で伸びていきました。自分のドライバーだと吹き上がるので差はデカい」(井口さん)
練習場で初めての「ドライブスター」と初めてのぶっ飛びアイアンを体感した2人はコースでの試打へと向かう。アイアンのテストホールは桃園コース1番ホール・189Yパー3 。
普段4番アイアンか5番アイアンを握るという井口さんは7番アイアンをチョイス。ボールは見事にグリーンをとらえる。
「7番アイアンだよ!」と自分の番手に驚きを通り越して呆れてしまうのだった。
「あの高さは7番の弾道、184Yをほぼキャリーで行きました」(中村プロ)
普段ユーティリティを握るという安藤さんは5番アイアンで打つと、
なんと井口さんの内側につけてきた。さすがクラチャンを争う2人、負けず嫌いだ。
ドライバーのテストホールは桃園コース4番ホール・384Yパー4を使用。
左のバンカーを越えたいという安藤さん。ちょっとアゲンストという状況の中、挑んだショットは、
ラクラクとキャリーでバンカーを越えてきた。強い弾道にスタッフたちも「お~」っと驚く。
「思った以上に飛びました。なかなかあんなとこまで行ったことない」という安藤さんは大満足の笑顔だ。
右のバンカーを越えたいという井口さんはさらに10ヤード以上キャリーで飛ばさなくてはならなかったが、放たれたショットは超ビッグボール!キャリーで右バンカーを越えていった。
「いつもより飛んでる。球も暴れないし、硬すぎず弾いてくれて飛んでいるな、前に行くなって感じ」(井口さん)
トップアマが飛距離を計測し、飛びの性能を確認。そしてコースへ持ち込んでの実戦的なテストでも構えやすい「顔のよさ」と目標をはるかに超えていく「ぶっ飛び機能」を証明した「インプレスDRIVESTAR」のドライバーとアイアン。今後、驚きの飛びは確実に競技志向のゴルファーにまで広がっていくことだろう。
なお、今回の安藤さんと井口さんによる「インプレスDRIVESTAR」試打の様子は、動画でも観ることができるので、驚きの飛びをその目で確かめて欲しい。