ゴルフの祭典「マスターズ」がいよいよ開幕する。ゴルフダイジェスト取材班は、毎年借りているオーガスタのレンタルハウスに到着した。マスターズは他のメジャーとは異なる点が多い。このレンタルハウスもそのひとつ。
通常のPGAツアーではホテルやモーテルに滞在するが、マスターズでは、パトロン(観客)や選手、選手の家族、プレスまで、オーガスタナショナルゴルフクラブ近郊の一軒家を借りることが多い。
マスターズウィークに合わせ、オーガスタナショナルの近くに住む住人たちが家を、まるごと貸し出すわけだ。その間、住人たちはバカンスに出かけるのだという。
今回のレンタルハウスも定宿にしているところだ。リビングは2つ、シャワールームは4つ、プールやビリヤードもあり、部屋数は数えきれないくらいある。このレンタルハウスが取材班のベース基地となる。
マスターズのレンタルハウスはひと目でわかる。家の前に「マスターズの旗」が掲げられているからだ。ウチの家の前もマスターズの旗を掲げていた。
通りをクルマで走ると、多くの家がレンタルハウスとして貸し出されているのがわかる。
レンタルハウスといえば、2017年のマスターズ。当時、世界ランク1位だったダスティン・ジョンソンが滞在していたレンタルハウスの階段で足を滑らし、腰を強打した事故があった。
結局、ダスティン・ジョンソンはその大会を棄権。大きな話題となった。
これから一週間、ここからマスターズの最新情報をお届けします。