鹿沼カントリー俱楽部は2月から無人芝刈り機を2台導入
2月にフェアウェイ専用の無人芝刈り機を2台導入したのは、栃木県鹿沼市の鹿沼カントリー倶楽部。芝のメンテナンスはゴルフ場の生命線ともいえるが、機械任せにして大丈夫なのか。
「あらかじめベテランのコース管理スタッフが運転し、作業を無人機に教え込んでその技術を再現します。ですので、ベテランのキーパーと遜色なく刈ることができます」(鹿沼カントリー倶楽部を運営する鹿沼グループ・マーケティング広報部部長・荒川磨理氏)
その他にもメリットがあるという。鹿沼カントリー倶楽部は45ホールあり、有人機だとお客さんがいなくなってから日没までと、作業時間が限られるため、どんなに頑張っても1人で刈れるのは9ホール。
また、有人機を3台所有しているが、忙しい日は1台しか出せないこともあり、全ホールを刈り終わるのに5日間かかり、各ホール週1回しか芝を刈ることができなかった。無人機の場合、暗くても刈り込み精度は変わらず、時間を選ばず作業ができるため、無人機2台を使えば3日半で刈り終えることができる。
「週に2回のペースで刈り込みができることで、フェアウェイ芝のクオリティがアップするのでお客さまにも喜んでいただけますし、従来刈っていた人員は別の作業ができるので、効率化にもつながります」(荒川氏)
同鹿沼グループの栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部では、昨年12月から3月までの期間、ゴルフ場内にローカル5G(2020年から商業運用され出した次世代モバイル通信)を構築、ドローンカメラを活用したコースメンテナンス実証実験を実施。
ドローンが芝の育成状況を確認したり、ゴルファーに飲食提供をしたという。すでにゴルフ場では自動精算機が当たり前になりつつあり、鹿沼カントリー倶楽部では自動チェックインの利用率は3割を超えている。
GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスではAI顔認証チェックイン
一方、神奈川県茅ケ崎市のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスでは、AI顔認証によるチェックインをスタートさせている。自動配膳ロボットを導入するコースも増え、千葉県成田市のキャスコ花葉CLUBでは自動清掃ロボットを取り入れている。
ゴルフ場のデジタルトランスフォーメーションは化は、さまざまなところで進んでいる。
※週刊ゴルフダイジェスト2023年4月25日号より