多くのプロは契約しているメーカーのクラブを使うが、クラブ契約をせずに好きなクラブを使う選手も増えてきている。そんなクラブ契約フリーの女子プロのアイアンを調べてみると、ミズノのアイアンを使う選手が増えていることがわかった。
画像: 石井理緒は「JPX921フォージド」(左)、吉本ひかるは「ミズノプロ225」(中)、仲宗根澄香は「ミズノプロ223」(右)

石井理緒は「JPX921フォージド」(左)、吉本ひかるは「ミズノプロ225」(中)、仲宗根澄香は「ミズノプロ223」(右)

ミズノアイアンで初優勝。吉本ひかる

今季2戦目、3月の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤでツアー初優勝を挙げた吉本ひかる。1998年度生まれの“黄金世代”で12人目の優勝者となったが、彼女が手にしていたのは「ミズノプロ225」。アイアンの名器を数多く生み出してきた「MP」の流れをくむシリーズで、「225」は中空複合構造ながらシャープでマッスルバックのような形状、そしてミズノらしい心地いい打感を持つ。

画像: 黄金世代12人目の優勝者となった吉本ひかる。彼女が愛用しているのが中空複合構造の「ミズノプロ225」

黄金世代12人目の優勝者となった吉本ひかる。彼女が愛用しているのが中空複合構造の「ミズノプロ225」

「打ちやすく、自分の打ちたい球がコントロールしやすい。中空だけど打感がよく、球がしっかり上がるし、スピンも入るので、いいなと思って選びました。やっぱりアイアンはミズノですね。自分の生命線はアイアンなので、このクラブを信用しています」(吉本ひかる)

同じ黄金世代、高橋彩佳も「ミズノプロ225」を愛用

昨年4月のフジサンケイレディスで初優勝を挙げた高橋彩華も「ミズノプロ225」の愛用者。奇しくも高橋は、吉本ひかるの前に初勝利を挙げた“黄金世代”11人目のツアー優勝者。実は高橋がこのアイアンを使い始めたのはこの時の試合が初めてで、試合前のプロアマでテストして、そのまま使用。そして初優勝につなげた。

画像: 初優勝を挙げた昨年のフジサンケイレディスから「ミズノプロ225」を使用している高橋彩華

初優勝を挙げた昨年のフジサンケイレディスから「ミズノプロ225」を使用している高橋彩華

「実は、最初はこのヘッドを使う予定はなくて、シャフトの試打をした時に、たまたまこのヘッドだったんです。打ってみたら、『このヘッドいいじゃん』という感じになって、それからずっと使っています。中空だから球が上がりやすくてやさしい。それでいて打感もよく、ソリッドなアイアンと同じように打てます。多少、芯を外しても、そこそこ飛んでくれるからミスヒットにも強いと思います」(高橋彩華)

川岸史果の復活優勝を支えた「ミズノプロ223」

2021年からクラブ契約フリーとなり、6月のリシャール・ミル ヨネックスレディスで6年ぶりの復活優勝を飾った川岸史果が手にしていたのは「ミズノプロ223」。ポケットキャビティ構造を採用した鍛造アイアンで、軟鉄より硬度のあるクロムモリブデン鋼を使用。

「このアイアンはやっぱり打感と顔の良さで選びました。クラブ契約フリーなので、オフにウッドは色々なメーカーのものを試したけれど、アイアンはやっぱりミズノから替えることはありませんでした」(川岸史果)

画像: 川岸史果(左)、仲宗根澄香(右)はクロムモリブデン鋼を使用することでフェースを薄肉化し、ボール初速を追求した「ミズノプロ223」を使用

川岸史果(左)、仲宗根澄香(右)はクロムモリブデン鋼を使用することでフェースを薄肉化し、ボール初速を追求した「ミズノプロ223」を使用

仲宗根澄香も同じ「ミズノプロ223」を使用するが、「打たせてもらったら、顔と打感が抜群で、操作性と据わりのよさもあった。やさしい顔でつかまらないクラブが欲しくて、まさにコレという感じ。去年からこのヘッドにして、シャフトを替えながら使っています。逃がす球を打てるようにしたくて、アイアンを探していたのですが、もうドンピシャという感じでした」。同じく「ミズノプロ223」を使用するエイミー・コガはアース・モンダミンカップの2日目、9番・189ヤードのパー3で6番アイアンを使用してホールインワンを達成し、800万円を獲得した。

ミズノ「JPX」シリーズも女子ツアーで根強い人気

ツアーモデルの「ミズノプロ」だけでなく、「JPX」シリーズを使っている選手も多く、「JPX921ツアー」で今季すでに2勝を挙げているのが穴井詩。

画像: 穴井詩は「JPX921ツアー」でヤマハレディースオープン葛城とパナソニックオープンレディースを制した

穴井詩は「JPX921ツアー」でヤマハレディースオープン葛城とパナソニックオープンレディースを制した

「顔がいい、好きな顔です。操作性もよくて、思った通りに飛んでくれる。球の打ち分けもしやすいし、ミスがミスとしてちゃんと出てくれる。右に行くはずなのに真っすぐに行くと、スウィングのせいなのか、クラブの恩恵なのか、わからなくなって気持ち悪いんです」(穴井詩)

木下彩、三ヶ島かなは「JPX923ツアー」

画像: 木下彩(左)は「JPX923ツアー」と出会えたことで、全米女子オープンへの切符を手に入れ、本選での躍進につながった。同じく全米女子オープンに出場した三ヶ島かな(右)も「JPX923ツアー」を使用する

木下彩(左)は「JPX923ツアー」と出会えたことで、全米女子オープンへの切符を手に入れ、本選での躍進につながった。同じく全米女子オープンに出場した三ヶ島かな(右)も「JPX923ツアー」を使用する

7月の全米女子オープンで13位と結果を残した木下彩は「JPX921ツアー」の後継モデル「JPX923ツアー」を今季途中から使い出し、全米女子オープンでの躍進につなげた。5月のリゾートトラストレディスまで7週連続予選落ちを喫していた木下は、軟らかいボールが打てるアイアンを探していたところ「JPX923ツアー」に出会った。

「ミズノは初めて。でも操作しやすかった」と、この翌週の月曜に行われた全米女子オープン最終予選を3位で通過。そして挑んだ初のメジャーで堂々としたプレーを披露。「球の飛び方が柔らかくて操作性もいい。全米女子オープンのペブルビーチでは、風が強かったときでも、いろいろな球を打てました」(木下彩)

画像: 「JPX921フォージド」を使う石井理緒。バックフェースに鉛を貼って振り心地を調整している

「JPX921フォージド」を使う石井理緒。バックフェースに鉛を貼って振り心地を調整している

8月のCAT Ladiesで8位タイ、9月のゴルフ5レディスで5位タイと調子を上げている石井理緒。「ミズノのアイアンがいいと聞いていたのでお願いして作ってもらいました。前に使っていたクラブよりも一番手飛距離が伸びたので、ゴルフが楽になると思って替えました。打感は柔らかすぎず音もいい。クラブ契約フリーなのでいろいろ試せるのですが、最初に打ったこれがよくて、それから他のアイアンは打ってないです」

画像: 西郷真央が使っているのは「JPX923フォージド」。高強度のクロムモリブデンを鍛造し、ソール部分を削ったマイクロスロット加工によりフェースを薄くし、高い反発性能を持つという

西郷真央が使っているのは「JPX923フォージド」。高強度のクロムモリブデンを鍛造し、ソール部分を削ったマイクロスロット加工によりフェースを薄くし、高い反発性能を持つという

CAT Ladiesで2位に入り、強さが戻りつつある西郷真央もJPXアイアンユーザー。現在は打感の良さと高い反発性能、ソールの抜けの良さに定評のある「JPX923フォージド」を使っている。

画像: イ・ナリ、服部真夕も「JPX923フォージド」を愛用

イ・ナリ、服部真夕も「JPX923フォージド」を愛用

打感&操作性と飛距離&寛容性が揃う。女子プロがミズノのアイアンを選ぶ理由

プロが求める打感、操作性を持ちながらも、飛距離性能や寛容性も併せ持つミズノのアイアン。それが契約フリーの女子プロから支持される理由だろう。そして、国内ツアーではすでに新しい「ミズノプロ」シリーズがお目見えしている。

画像: 左から鍛造キャビティの「ミズノプロ243」、中空複合構造の「ミズノプロ245」、そして軟鉄鍛造の「ミズノプロ241」。いずれも9月15日に発売となる

左から鍛造キャビティの「ミズノプロ243」、中空複合構造の「ミズノプロ245」、そして軟鉄鍛造の「ミズノプロ241」。いずれも9月15日に発売となる

クラブ契約フリーの“ミズノ女子”たちが、新しいモデルを手にする日も近いかもしれない。今後の動向にも注目だ。(PHOTO/Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa)

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