![画像: スリクソンZX MkⅡツアープロト3W × テンセイプロ ホワイト1K。ちなみに5Wも同じモデルだが通常ネックの市販タイプ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/6bea404d453aaa2b2552e0eb0dc86f6964a59c36.jpg)
スリクソンZX MkⅡツアープロト3W × テンセイプロ ホワイト1K。ちなみに5Wも同じモデルだが通常ネックの市販タイプ
スリクソンZX MkⅡの3Wだが、市販モデルとは違ってネックに調整機能が付いている。昨年の序盤は通常モデルのZX MkⅡを使っていたが、「昨シーズンの開幕後、小祝プロから『つかまりの良い3Wを探しています』と相談を受け、このツアープロトを試してもらったところ、実際につかまりが良く、『弾道も強くなりました』と切り替えに至りました」とはダンロップのツアー担当者。
![画像: 3Wの長さは42.5インチ。328.7グラム。テンセイプロ ホワイト1KのフレックスはS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/fbceac87d24ad4648393b6c3785687079b9af1e0.jpg)
3Wの長さは42.5インチ。328.7グラム。テンセイプロ ホワイト1KのフレックスはS
ネック調整機能を生かしてロフト15度を15.5度へ0.5度寝かせて、ライ角は2度フラットのポジションへ変更して4月のバンテリンレディスで投入。以来、シーズンをこの3Wでプレーした。同型ヘッドでもネックに重量があるぶん重心がヒールに寄り、つかまりが良くなっているようだ。仮に市販されたら気になるモデルになりそう。
![画像: スリクソンZX7 MkⅡ × テンセイプロ ホワイト1K](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/5a760782d05f9cc9ffda2e9d22ea618b5497257a.jpg)
スリクソンZX7 MkⅡ × テンセイプロ ホワイト1K
ドライバーはスリクソンZX7 MkⅡで、ロフトは9.5度。シャフトはテンセイプロ ホワイト1K。「弾道が強く、曲がり幅が少ないのでとても助かっています。音と打感もお気に入りです」と小祝。実際、一昨年秋のZX MkⅡシリーズのデビュー時から、このヘッドを使っている。シャフトは、ディアマナZFからこのテンセイプロ ホワイトに替えて1シーズンプレーした。
ドライビングディスタンスは、2020-21年シーズンが240.9ヤード、2022年が243.3 ヤード、2023年が251.9ヤードと、着実に飛距離を伸ばしている。
![画像: スリクソンZ H85を長く愛用。ロフト19度の3Uと22度の4Uの2本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/9b87cd24bb49ca7108e7365bb1c95436a7743216.jpg)
スリクソンZ H85を長く愛用。ロフト19度の3Uと22度の4Uの2本
2本のUTは2018年モデルのスリクソンZ H85。シャフトは、当初ツアーAD HY75を挿していたが、今は先端が硬めで操作性のいいディアマナThump-h90にスイッチしている。
![画像: 3本のウェッジはクリーブランドRTX 3。シャフトはダイナミックゴールド85(S200)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/d40e6d9e2f919743092174487e9a34069c4a37b7.jpg)
3本のウェッジはクリーブランドRTX 3。シャフトはダイナミックゴールド85(S200)
ウェッジも7年前のモデル、山型Vソールが特徴のクリーブランドRTX 3を使う。ロフト48度と52度をそれぞれ1度ずつ立てた47度と51度、そして58度の3本態勢。
![画像: ネックが直角三角形状のトライビームシリーズの#7センターシャフト。クロスハンドグリップでストローク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/cd98967cf3bf437620e094f47a622030d268c849.jpg)
ネックが直角三角形状のトライビームシリーズの#7センターシャフト。クロスハンドグリップでストローク
パターはオデッセイの、軟らかな打感のホワイト・ホットインサートモデルから選んでいる。シーズン序盤は大型マレットのTENやVERSA TWELVEを使っていたが、4月の富士フイルム・スタジオアリスからトライビームの角形マレット#7を使い始め、エースになった。7月のミネベアミツミの優勝もこのパター。
この冬、スリクソンからニューモデルは出ていないので、今シーズンの開幕も、この14本がベースになるはずだ。
![画像: こいわい・さくら。1998年4月生まれ。北海道出身。飛鳥未来高校を経て2017年プロ入り。2023年シーズンはミネベアミツミレディス1勝。メルセデス・ランキング、賞金ランキングともに4位。通算9勝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/01/12/2efe16fde8aafd677427c2a2db2dfcc50a6b20a8_xlarge.jpg)
こいわい・さくら。1998年4月生まれ。北海道出身。飛鳥未来高校を経て2017年プロ入り。2023年シーズンはミネベアミツミレディス1勝。メルセデス・ランキング、賞金ランキングともに4位。通算9勝
小祝さくらのギアスペック
1W/スリクソンZX7 MkⅡ(9.5度)・テンセイプロ ホワイト1K(50S)
3W/スリクソンZX MkⅡツアープロト(15.5度)・テンセイプロ ホワイト1K(50S)
5W/スリクソンZX MkⅡ(18度)・テンセイプロ ホワイト1K(50S)
3U・4U/スリクソンZ H85(19度・22度)・ディアマナ Thump-h90(S)
5I~PW/スリクソンZX7 MkⅡ・DG85(S200)
GW・AW・SW/クリーブランドRTX 3・DG85(S200)
PT/オデッセイ トライビーム #7 CS(3度)
BALL/スリクソンZスター XV
※スペックは編集部調べ(2023リコーカップ)※3Wはネック調整でロフト15度→15.5度
※週刊ゴルフダイジェスト2024年1月23日号より(PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara)