マスターズで最下位に終わったタイガー・ウッズが『サンデーレッド』アパレルラインのプロモーションのためにニューヨークを訪れ『トゥデイショー』に出演した。9分強の出演中、マスターズで感じたこと、なぜ娘がゴルフをしないか、そして『サンデーレッド』の起源とロゴに隠された意味など数々の話題について歯切れよく語った。

「マスターズはどうでした?」と番組ホストのカーソン・デイリーに聞かれたタイガーは「あちこち痛かった」と苦笑い。ラウンド後のアフターケアに全力を注いだと打ち明けた。

画像: 24年マスターズ最終日に笑顔でラウンドするタイガー。「サンデーレッド」のロゴに隠された秘話を披露(撮影/Blue Sky Photos)

24年マスターズ最終日に笑顔でラウンドするタイガー。「サンデーレッド」のロゴに隠された秘話を披露(撮影/Blue Sky Photos)

ホスト役のデイリーとタイガーは南カリフォルニアで一緒にゴルフをした少年時代を送っており、デイリーが投げかける多岐に渡る質問にテンポよく応じたタイガー。

15歳になった長男チャーリー君は毎年タイガーとPNC選手権(親子大会)で競演し我々ファンも成長ぶりを見守ることができているが、昨年の大会でタイガーのキャディを務めた長女サムさんはゴルフをしないのだろうか?

「まったくしません」とタイガー。かつてサッカーに夢中で「パパよりメッシのほうが凄いといわれ傷ついた」と話したことがあるが……。

「サムがゴルフをしない理由ですか? そうですね、成長の過程でゴルフに父親を奪われたという気持ちが大きいのかもしれません」。なるほど、納得の答えである。

画像: 23年PNC選手権でのひとコマ。真ん中がキャディを務めた娘・サム(PHOTO/Getty Images)

23年PNC選手権でのひとコマ。真ん中がキャディを務めた娘・サム(PHOTO/Getty Images)

最終日の赤いウェアはタイガーのトレードマーク。その起源については「母の影響」といい「あなたは山羊座だから赤を着なさいといわれて着たら優勝した。でもそのあとは母に反抗して青を着ていたんです。そうしたら勝てなかった。で、赤に戻ったら優勝。母はいつも正しいんです(笑)」

母の母国タイでは色に対するこだわりが強く、一説によると日曜日のパワーカラーは赤なのだとか。
どちらにしても母クルティダさんは偉大だ。

そして新ウェア『サンデーレッド』について。虎のロゴが印象的だが「虎を15本の線で表現したデザインです。15は僕のメジャー優勝の数ですから」と解説。

ということは今後16勝目を挙げたら線がもう1本増えるということ? そうなったら再び世界が熱狂するに違いない。

関連記事①:チャーリー・ウッズのスウィング解説

関連記事②:23年PNC選手権

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